MAILMAIL

2019年10月22日(火)

* 「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」    [  レビュー  ]

2026年。4年前に開発されたフルダイブ専用デバイス“ナーヴギア”をきっかけに、VR(仮想現実)世界を用いたゲームは今も躍進を続けていた。しかし、その人気を脅かす次世代ウェアラブル・マルチデバイス“オーグマー”が新たに発売される。フルダイブ機能を排除し、AR(拡張現実)機能を最大限に広げたそのマシンは、覚醒状態の人間に視覚、聴覚、触覚情報を送り込むことが可能であり、その安全性と利便性から人気は急上昇。とりわけ、オーグマー専用ARMMO RPGとして発売された“オーディナル・スケール”は世界を席巻し、ブームを大きく牽引していた。そんな大人気ゲームに、かつて“SAO”をクリアに導いた“黒の剣士”ことキリトも挑戦するのだが…。

 2017年に公開されたアニメーション映画で、上映時間は119分。NHK-BSで放送された作品を観賞。

 ライトノベル「ソードアート・オンライン」をアニメーション化し、劇場版として公開された作品で、原作にはないオリジナルシナリオとして、著者自らが描き下ろしたストーリーとなっている。時系列ではオリジナル作品の第3部と第4部の間(テレビアニメ版では第2期と第3期の間)の出来事であり、それまでのVR(仮想現実)世界だけではなく、AR(拡張現実)世界を舞台にした設定。登場人物や設定などはテレビアニメ版をそのまま継承している。
 「SAO事件」が終了したあとの世界が舞台となり、ウェアラブル・マルチデバイス「オーグマ」を利用したMMORPG「オーディナル・スケール」内で「SAO事件」に関係するプレイヤーたちが事件に巻き込まれてゆくという内容。基本的にはテレビアニメを知っている前提で展開され、キーとなる「SAO事件」についても冒頭に簡単な説明があるのみ。登場人物についてはストーリーを追えばある程度の把握は可能。

 個人的にはオリジナル小説もテレビアニメもまったく知らなかったんだけど、まぁ、ストーリーを追っていればそれなりに理解はできたし、単発作品としてはそこそこ悪くないと思ったので、個人的評価は10点満点の7点ということで。

Posted by “Lupin” on 2019/10/22 23:51:35

2019年10月21日(月)

* 「ボヘミアン・ラプソディ」    [  レビュー  ]

複雑な生い立ちや容姿へのコンプレックスを抱えた孤独な若者フレディ・マーキュリーは、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラーたちと出会い、バンド“クイーン”を結成する。この個性的なメンバーの集まりは、互いに刺激し合うことで音楽的才能を開花させていき、常識にとらわれない革新的な名曲を次々に生み出していく。そしてついに、ロックとオペラを融合させた型破りな楽曲『ボヘミアン・ラプソディ』が完成する。しかし6分という当時としては異例の長さに、ラジオでかけられないとレコード会社の猛反発を受けるフレディたちだったが…。

 2018年公開のドラマ映画で、原題は“Bohemian Rhapsody”。上映時間は135分。スター・チャンネルで放送された日本語吹き替え版を観賞。

 伝説のロックバンド「クイーン」のメインヴォーカル、フレディ・マーキュリーを主人公に、「クイーン」の結成から1985年の「ライブエイド」でのパフォーマンスまでを描いた作品。史実をベースにフレディの奇抜な行動とメンバーや友人たちとの交流などが描かれている。主人公のフレディ・マーキュリーを演じたラミ・マレックとブライアン・メイ役のグウィリム・リーがかなり本物そっくりだし、クライマックスの「ライブエイド」でのパフォーマンスは圧巻。ストーリーとしてはありがちな展開だけど、音楽シーンだけでも十分に満足できる内容だったかも。
 個人的にはほとんど「クイーン」には思い入れはないんだけども、それでもエンターテインメントとしてはよくできていると思ったので、個人的評価は10点満点の8点で。


 キャストは、フレディ・マーキュリーをラミ・マレック(「ナイト ミュージアム」シリーズのエジプト王アクメンラー)、フレディの恋人のメアリー・オースティンをルーシー・ボイントン、リードギターのブライアン・メイをグウィリム・リー、ベースのジョン・ディーコンをジョゼフ・マゼロ、ドラマーのロジャー・テイラーをベン・ハーディ、EMIのジョン・リードをエイダン・ギレン(「メイズ・ランナー」シリーズのWCKDのジャンソン)、EMIエンジニアのポール・プレンターをアレン・リーチらが演じている。

Posted by “Lupin” on 2019/10/22 00:13:51

2019年10月 1日(火)

* 「ハートブレイク・リッジ/勝利の戦場」    [  レビュー  ]

朝鮮戦争を皮切りに、数々の戦場を渡り歩いたアメリカ海兵隊の一等軍曹トム・ハイウェイは、平和な現代社会では浮いた存在となりつつあった。ハイウェイは酔っ払って喧嘩した上に警察のパトカーに放尿して逮捕されていた。檻の中でも彼は数々の武勇伝に話を咲かせ、百戦練磨の腕っ節の強さを見せ付け、裁判でも朝鮮戦争の時に与えられた名誉勲章に免じて罰金100ドルで放免となる。そんなハイウェイに、彼の古巣である第二海兵師団第二偵察大隊第二偵察小隊(ノースカロライナ州キャンプ・レジューン)へ復帰するようにという辞令が下った。

 1986年公開の戦争アクション映画で、原題は“Heartbreak Ridge”。日本での劇場公開は1987年で、上映時間は130分。NHK-BSで放送された字幕版を観賞。

 海兵隊の古参兵が鬼軍曹として軍に復帰し、たるんだ若手兵士たちを鍛えてゆく物語。クリント・イーストウッドが朝鮮戦争やベトナム戦争で活躍した古参兵役で出演していて、若い兵士たちを叩き上げてゆく。今どきの若者たちとは当初は反発し合うものの、訓練を通して理解を深め、グレナダ侵攻の際には小隊として一丸となった働きを見せてゆく。また、別れた元妻とよりを戻そうとしながらもお互いが素直になれない老カップルの恋愛模様なども描かれている。
 クリント・イーストウッドの鬼軍曹が板についているし、反発する若者たちや小生意気な若手上官との絡みなども面白く、最後まで飽きずに楽しめたので、個人的評価は10点満点の8点ということで。


 キャストは、海兵隊に復帰するトーマス・ハイウェイ軍曹をクリント・イーストウッド、元妻のアギーをマーシャ・メイソン、ハイウェイと旧知のチューズー曹長をアーリン・ディーン・スナイダー、中隊長のパワーズ少佐をエヴェレット・マッギル(「暴走特急」のテロリスト)、ハイウェイの部隊のスティッチ・ジョーンズ伍長をマリオ・ヴァン・ピーブルズ、ハイウェイの上司のリング中尉をボイド・ゲインズが演じている。

Posted by “Lupin” on 2019/10/01 23:32:00