2016年10月 3日(月)
ノーベル医学・生理学賞 東工大 大隅良典栄誉教授 | NHKニュース
ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に、細胞が不要になったたんぱく質などを分解する、「オートファジー」と呼ばれる仕組みを解明した東京工業大学栄誉教授の大隅良典さん(71歳)が選ばれました。日本人のノーベル賞受賞は3年連続、アメリカ国籍を取得した人を含めて25人目で、医学・生理学賞の受賞は去年の大村智さんに続き4人目です。
今年のノーベル賞の発表が始まったけど、医学・生理学賞で日本の大隅良典さんが受賞されたんだね。これで、日本人のノーベル賞受賞は3年連続で通算25人目、医学・生理学賞は4人目だとか。受賞、おめでとうございます。
2016年 9月23日(金)
イグ・ノーベル賞に「股のぞき」研究 立命館大の教授ら | NHKニュース
ノーベル賞のパロディーとしてユニークな研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」の授賞式がアメリカのハーバード大学で行われ、頭を逆さにして両足の間から見る「股のぞき」によって物の見え方が変化することを実験で示した立命館大学などの研究者が「知覚賞」に選ばれました。
(中略)
東山教授らは、「股のぞき」をすると物の大きさは実際よりも小さく、距離は近くに見え、奥行きがなくなったように感じることを実験で確認しました。
そのうえで、180度逆さに見えるめがねをかけて実験したところ、物の大きさや距離の見え方は変わらなかったことから、見え方の変化は、目から入る情報よりも、体を逆さにする感覚の変化によるところが大きいこともわかりました。
今年の「イグ・ノーベル賞」の授賞式が行われたんだけど、今年は「知覚賞」を日本の研究者が受賞したんだね。これで日本人のイグ・ノーベル賞の受賞は10年連続だそうで、もうすっかり定番になったなぁ(笑)。いいことだ(^^)。
2011年12月23日(金)
「2011年科学10大発見」…サイエンス誌 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
1 エイズウイルス(HIV)予防薬の臨床試験
2 小惑星探査機「はやぶさ」ミッション成功
3 化石の遺伝情報で人類起源に新知見
4 光合成に関与するたんぱく質構造解明
5 宇宙創成期の組成を示す水素ガス雲
6 ヒト腸内微生物の生息条件解明
7 有望なマラリアのワクチンの開発
8 太陽系の常識を超える天体の発見
9 ゼオライトの製造技術進歩
10 老化細胞を除く抗加齢研究
アメリカの科学誌「サイエンス」の発表した今年の科学研究における10大発見が発表になったけど、この中で「はやぶさ」と「光合成に関与するたんぱく質構造」の2つが日本からの発信ということになるようで、前者が結果を、後者が将来性を買われているという感じなのかな。
2011年11月19日(土)
光より速いニュートリノ、再実験しても速かった : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
再実験では、スイス・ジュネーブ郊外にある欧州合同原子核研究機関から約730キロ・メートル離れたイタリアの地下研究所へ飛ばすニュートリノのビームの長さを前回の3000分の1以下に短くし、より正確に速度を測定できるように工夫した。
その結果、今回もニュートリノは光より57・8ナノ秒(ナノは10億分の1)早く到達していた。これは9月に発表した結果(60・7ナノ秒早い)とほぼ同じ。ただ、今回も両地点の時刻合わせにGPS(全地球測位システム)を使っており、疑問が完全に解消したわけではないという。
ニュートリノが超光速を記録した実験の再試験が行われたようだけど、また同様の結果が測定されたようだねぇ。もっとも、同じ設備で行われているので、そういう意味では同じ結果が出るのは当たり前というところか。
2011年 8月 4日(木)
asahi.com(朝日新聞社):例の臭い、森林浴の清涼感に シキボウ、新繊維開発 - ビジネス・経済
へぇ、たしかにこれまでは匂いを消す「消臭」、もしくは他の匂いをつけることで元の匂いを目立たなくすることが主流だったけども、今回は元となる匂いを吸収して匂いを替えてしまうというテクノロジが採用されているのか。で、これを応用すれば、それ以外の匂いにもいろいろ対応できるんだろうから、発汗対策にはいいかもしれんね。しかし、全国紙レベルでは「うんち」がオフィシャルな表現方法なのか(笑)。
2011年 2月19日(土)
asahi.com(朝日新聞社):太陽のホクロは地球サイズ 三つの巨大な黒点 - サイエンス
今回の黒点は目のいい人なら見える可能性があるが、観測は専用のメガネを使わないと危険だ。国立天文台の渡部潤一教授によると、実際に見えたという報告が複数寄せられているという。
えぇぇぇ、太陽の黒点が肉眼で確認できるって、マジで? まぁ、直視するのは危険だとしても、専用メガネだけで見られるってのは、ちょっとすごいな。
2011年 1月10日(月)
asahi.com(朝日新聞社):月の水、彗星が持って来た? 北大などが分析 - サイエンス
北大理学部地球科学科の圦本(ゆりもと)尚義教授らによる月の石の分析では、水に含まれている水素と重水素の比率が地球の水と明らかに違っていた。月の形成時に地球にあった水は、地球の重力が大きく、多くが地球に残ったらしい。月が形成直後のどろどろに溶けていた時代に、多数の彗星が衝突し、水が取り込まれたという。
地球と月は本体部分は同一の材質で、惑星形成時に地球から剥がれた材質で月が構成されたと考えられているわけだけども、水は当然当初からあったとは考えにくいわけで、別々のルートで発生したと考えるのが妥当な気がするよなぁ。ま、それが月の石の研究ではっきりした、ということなのかな?
2010年12月18日(土)
asahi.com(朝日新聞社):風邪薬飲んだら…半日後も眠る脳 東北大が初の実証実験 - サイエンス
この薬は本来はヒスタミンと結合する部分(受容体)をふさいで邪魔をする。服用直後は受容体の60~80%が占拠され、眠くならないタイプは12時間たつと占拠率が15%に減った。しかし眠くなるタイプは50%も残っており、強い眠気と脳の機能障害が起きるレベルだった。
うーん、やっぱり薬の力ってのは強いもんで、とくに最近の薬は飲む回数を減らすために持続性を高めたりしてるから、こういう状況も起こりあるのかもしれんねぇ。
2010年10月 6日(水)
asahi.com(朝日新聞社):ノーベル化学賞、鈴木章氏・根岸英一氏ら3人に - 社会
先日発表された医学生理学賞では、有力視されていた京大の山中教授らが受賞を逃していたんだけど、化学賞で北海道大学の鈴木章氏と、アメリカ・パデュー大学の根岸英一氏が受賞を果たしたんだね。しかし、対象となった実験自体はかなり昔のものだそうで、そういう意味ではずいぶんと受賞を待っている人がいるのかもしれんなぁ。
2010年10月 1日(金)
asahi.com(朝日新聞社):地球に最も似た惑星 生命存在の可能性も 米研究チーム - サイエンス
2010年 9月26日(日)
asahi.com(朝日新聞社):iPS細胞と同じ手法 肝臓の幹細胞ができた 国立がん研 - サイエンス
あらゆる細胞に分化するiPS細胞(人工多能性幹細胞)を作るときと同じ手法で、人間の肝臓細胞のもとになる幹細胞を作ることに、国立がん研究センターのグループが成功した。培養が難しい肝臓の細胞を、幹細胞から大量に増やせるので、薬の安全性試験や肝炎ウイルスの研究などに応用できるという。同じ手法なのに、iPS細胞とは別のものができた詳しいしくみはわかっていない。
今まででも「偶然」に発見された手法や成分が、大きな発見だったなんてこともままあることだけども、現在においてもこういうことがまだあるんだねぇ。で、今後も安定して供給できるようにならないと利用は難しいだろうから、早くその仕組みが解明されるといいね。
2010年 8月 5日(木)
asahi.com(朝日新聞社):円周率5兆けた、PCで計算 長野の会社員、3カ月かけ - サイエンス
3.141592……と続く円周率を、長野県飯田市の会社員近藤茂さん(54)らがパソコンで小数点以下5兆けたまで計算した。計算が正しければ、フランスのエンジニアが昨年末にパソコンで出した記録(約2兆7千億けた)を大幅に更新し、世界一になる。2兆けたの壁を初めて破った筑波大の研究まではスーパーコンピューターが主流だったが、長大な円周率計算もパソコンでできる時代になった。
5兆ケタの円周率を求めるために、22TBのハードディスクを装備して3か月がかりだったのか。でも、求められた数値が本当に正しいかどうか、全桁チェックするのがまた大変そうだねぇ(^^;)。
2010年 7月29日(木)
asahi.com(朝日新聞社):スパコン愛称、「レンホー」強かった…でも1次落選 - サイエンス
2位に甘んじることなく「富士」、事業仕分けからの復活で「フェニックス(不死鳥)」。仕分けを意識した名前も多数あったが、いずれも1次選考で落選した。
選ばれた「京(けい)」の7件をしのぎ、「レンホー」「REN4」など多数あった蓮舫氏にちなむ愛称も1次で落選。理研は「固有名詞はふさわしくありません」。
先日、公募された新しいスーパーコンピューターの名称が「京」(けい)になったことが発表されたけど、実際の応募数では「レンホー」が圧倒していたようで。まぁ、たしかに固有名詞はちょっとそぐわないかもしれんけど、インパクトはあったと思うんだよなぁ。もっとも、その名前を付けたらきっと1番にはなれなかったろうけども(笑)。
2010年 7月25日(日)
asahi.com(朝日新聞社):癒やしの光…ドームに「本物」のオーロラ 極地研が公開 - サイエンス
2010年 6月10日(木)
asahi.com(朝日新聞社):骨折を約4週間早く治すたんぱく質 東大が確認 - サイエンス
このたんぱく質は、骨を作る細胞が増えるのを手助けする「FGF―2」。骨が折れたところに注射して治りを早めるという。
(中略)
薬を注射したグループは半数が14週間で骨がくっついた。一方、薬を使わなかったグループの半数が治るまでに18週間かかったという。
同じたんぱく質でも、こちらは骨折を早く治す効果のあるたんぱく質なんだそうで、すでに臨床試験も最終段階に入っているようだね。しかし、同じ日に同じ大学の別の教授の発見した別のたんぱく質の話題がネタになるってのは、なかなか珍しいかも(笑)。
asahi.com(朝日新聞社):夢の「やせ薬」作れるかも 脂肪減らすたんぱく質発見 - サイエンス
をを、ついに夢の「やせ薬」の誕生か? っていうか、もともと人間の体内でも作られる成分なんだそうで、ようするに「やせの大食い」なんかの人は、このたんぱく質が多く生成されるってことなのかねぇ。まぁ、美容的な方面よりも、健康面で活用されるといいね。
2009年12月14日(月)
asahi.com(朝日新聞社):臓器まで透ける金魚 人の病気研究用、三重大など作製 - サイエンス
をを、これはすごいけど、基本的には突然変異体があってこそ、こういうものを作り出すことができるわけか。そういう意味では、やはり自然の力=偶然がないと先に進まないことなんだねぇ。
2009年11月22日(日)
asahi.com(朝日新聞社):イノシシ・イヌ・アヒル… 風変わりワニの化石発見 - サイエンス
をを、なんかイラストを見る限りではワニというよりも恐竜って感じだけども、別の生物なのか。で、恐竜に匹敵する大きさのものもいたようだから、そういう意味ではそういうサイズのワニは恐竜とともに滅びて、今の小型サイズのモノが生き残ったってことなんだろうなぁ。
2009年11月20日(金)
asahi.com(朝日新聞社):「シャボン玉、宇宙で色付く?」娘の疑問、ママが解明へ - サイエンス
2009年11月14日(土)
asahi.com(朝日新聞社):月のクレーターに氷 NASA、体当たり探査機で確認 - サイエンス
LCROSSは10月9日、切り離した2段目ロケットを「カベウス」という名のクレーターに衝突させ、舞い上がった土砂など噴出物を分光計と呼ばれる装置で観測したところ、水の存在を示す特徴的な光が観測された。クレーターに存在する氷が衝突の熱で昇華してできた水蒸気と考えられる。
先日行われたNASAによる月面への「体当たり」観測の結果だけど、予想されていた通りに氷の存在が確認されたんだそうで。この氷から水を得ることができれば、将来の有人探査にも活用できるんだけど、実際にどれくらい水が含有されているんだろうねぇ。
2009年10月25日(日)
JAXA:月面に縦穴、世界で初めて発見 基地利用も - 毎日jp(毎日新聞)
2009年10月23日(金)
asahi.com(朝日新聞社):東日本はのっぺり顔? 骨分析、明治以降に「立体化」 - 社会
2009年10月21日(水)
asahi.com(朝日新聞社):「夢かなう」青いバラ、11月から発売 サントリー開発 - 社会
写真だと「青」というよりも「紫色」に見えるけど、これでも95%が青色色素なんだそうだ。ま、もともとは赤色の強い花だから、それでもなお赤の影響が残ってるのかもしれねんね。
2009年10月 2日(金)
asahi.com(朝日新聞社):パンダのふんで生ごみ分解 日本人にイグ・ノーベル賞 - サイエンス
2009年 9月16日(水)
asahi.com(朝日新聞社):青色LEDで心を落ち着けて JR山手線、自殺防ぐ狙い - 社会
たとえば、仮に青色に人の心を落ち着かせる効果があるとしても、たかだかこれくらいのサイズの照明を設置したところで、劇的な変化ってのがあるものなのかなぁ。なんか、思いっきり眉唾っぽくて、鉄道会社の自己満足だけで終わりそうな気がしなくもないよなぁ(^^;)。