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2018年10月 9日(火)

* 「ハードコア」    [  レビュー  ]

白衣を着た美女エステルに呼びかけられ、見知らぬ研究室で目を覚ました男ヘンリー。彼の妻だというエステルは、死にかけていた彼を蘇生し、失った手足にマシンを取り付けサイボーグとして復活させた。しかし超能力を持つ男エイカン率いる武装集団の襲撃に遭い、エステルが掠われてしまう。ジミーという謎の男に窮地を救われたヘンリーは、彼の協力を得てエステル救出へと向かうが…。

 2015年公開のアクション映画で、原題は“Hardcore Henry”。日本での劇場公開は2017年で、上映時間は96分。上映時にR15+指定されている。スター・チャンネルで放送された日本語吹き替え版を観賞。

 主人公ヘンリーの妻エステルをヘイリー・ベネット、ヘンリーを助けるジミーをシャールト・コプリー(「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」のマードック)、ヘンリーたちを襲う襲撃者のボスのエイカンをダニーラ・コズロフスキー、ヘンリーの父親をティム・ロスが演じている。なお、全編一人称視点で進むため主人公のヘンリーはクレジットされていない。

 ↑にも書いたように全編一人称視点で撮られている作品。一部分だけ一人称視点というのはそこそこあるけども、全編一人称視点というのは目新しく、まるでFPS(“First Person Shooter”)ゲームで遊んでいるような感覚かな。そのために画面がかなり揺れるので3D酔いする人にはダメかも(^^;)。私も序盤はなかなか辛かったものなぁ。内容もFPS並で、派手な銃撃戦などが繰り広げられて、その表現がかなりグロい。ストーリーもゲームチックだし、中盤には結構オチの展開が読める。そして、オチがショボい(笑)。
 結局、単純に見た目の新しさだけという気がして、FPS好き以外にはあんまり響かないんじゃないかなぁ。ってことで、個人的評価は10点満点の5点ってことで。

Posted by “Lupin” on 2018/10/10 00:08:25

2018年10月 4日(木)

* 「ワイルド・バレット」    [  レビュー  ]

イタリアン・マフィアの下っ端組員ジョーイの仕事は、犯罪に使われた銃の後始末。ある日、麻薬取引現場で警官を射殺してしまった危険な拳銃の処分を命じられる。しかし、自宅の地下に隠し置いていたその銃を、隣に住む息子の親友オレグが持ち帰ってしまう。そして、あろうことか暴力を振るう義父に向けて発砲し、そのまま銃と一緒に行方をくらましてしまうのだった。もし、今度の発砲事件で銃から足がついたらジョーイは一巻の終わり。慌てて銃の行方を追い始めるが、オレグの父親がロシアン・マフィアと関係があったことから、警察に加え、イタリア系、ロシア系双方のマフィアからも追いつめられる羽目となり…。

 2006年公開のサスペンス・アクション映画で、原題は“Running Scared”。日本での劇場公開は2008年で、上映時間は122分。上映時にR-15指定されている。スター・チャンネルで放送された字幕版を観賞。

 マフィアの下っ端構成員のジョーイをポール・ウォーカー、ジョーイの妻のテレサをヴェラ・ファーミガ(「ミッション:8ミニッツ」のコリーン)、ジョーイの息子のニッキーをアレックス・ニューバーガー、ニッキーの友人で隣に住むオレグをキャメロン・ブライト(「X-MEN ファイナルディシジョン」のリーチ)、オレグのロシア人の父親のアンゾ・ユゴルスキーをカレル・ローデン、オレグの母親のミラをイワナ・ミルセヴィッチ、ジョーイの兄貴分のトニーをジョニー・メスナー、ライデル刑事をチャズ・パルミンテリ(「ユージュアル・サスペクツ」のクイヤン捜査官)が演じている。

 処分を任された拳銃を盗まれた下っ端構成員が、その拳銃の始末に振り回される様を描いた作品。全体的に暗めで、マフィアの下っ端の立ち回りなので、派手で凄惨な銃撃戦などがガシガシ出てくるので、その手の描画が苦手な方は注意。
 主役のポール・ウォーカーもいいけど、準主役のオレグ役のキャメロン・ブライトがいい味を出してるねぇ。ストーリーは結構展開が早く、うまく場をつないでいてダレることがなくて、最後まで緊張感の続く展開で飽ることなく楽しめたし、ラストもうまくまとまっていて良かったかな。そんなわけ、個人的評価は10点満点の8点ということで。

Posted by “Lupin” on 2018/10/04 23:34:18

2018年10月 3日(水)

* 「不機嫌な赤いバラ」    [  レビュー  ]

元大統領夫人のテスは、夫に先立たれ、使用人たちやシークレット・サービスにしっかりと守られて暮らしていた。その窮屈さにテスはいつも癇癪を起こし、これまで何人もの係官が更迭されていた。が、現大統領にも睨みのきく彼女は、わがままのしたい放題。現在、その矢面に立つのが、警護主任のダグ(N・ケイジ)。だが、退職を大統領に直訴しても認められない。全く犬猿の仲のはずなのに、彼女は自分を手放さないのだ。

 1994年公開のコメディ映画で、原題は“Guarding Tess”。日本での劇場公開は1995年で、上映時間は96分。スター・チャンネルで放送された日本語吹き替え版を観賞。

 元大統領夫人のテス・カーライルをシャーリー・マクレーン、テスを警護するシークレットサービスのダグ・チェズニックをニコラス・ケイジ、テスのお抱え運転手のアールをオースティン・ペンドルトン、コックのフレドリックをリチャード・グリフィス、ダグの同僚のリーをデヴィッド・グラフ、テスの秘書のキンバリーをスーザン・ブロマアートが演じている。

 わがままな元大統領夫人と、彼女を警護する規則一点張りの杓子定規なシークレットサービスがいがみ合いながらも、徐々に心を通わせてゆくというストーリー。頑固で意固地な似た者同士のやり取りは見ていても楽しいし、元大統領夫人のいたずらもなかなかかわいくていいんだけども、まぁ、警護するシークレットサービスからすれば笑いごっちゃないよね(^^;)。
 中盤にようやくなんとか心を通わせ始め、終盤にはある事件が発生するという、まぁ、ありがちな展開ではあるものの、その意味で安心して観ていられた部分もあるかな。元大統領夫人役のシャーリー・マクレーンは老いても凛とした女性っぽさが際立っているし、まだ若いニコラス・ケイジ(公開時30歳)も無理のない演技でいい感じだったかも。
 終盤まではほんわかしたコメディだけど、終盤には少し色合いが替えてあるところもなかなか良くて、最後までとても楽しめたので、個人的評価は10点満点の8点ということで。結構オススメ。

Posted by “Lupin” on 2018/10/03 23:40:01