MAILMAIL

2018年 3月30日(金)

* 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」    [  レビュー  ]

西暦2740年。宇宙連邦捜査官のヴァレリアンは、平和を守るべく銀河を飛び回りながらも、相棒のローレリーヌを口説くことに余念がない忙しい日々を送っていた。そんな中、“千の惑星の都市”と呼ばれる超巨大宇宙ステーション“アルファ”で銀河を揺るがす恐るべき陰謀が明らかとなり、その解決に乗り出したヴァレリアンとローレリーヌだったが…。

 2017年公開のSFアクション映画で、原題は“Valerian and the City of a Thousand Planets”。現在日本では劇場公開中で、TOHOシネマズ二条で字幕版を観賞。上映時間は137分。公式ページはこちら→映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』 | オフィシャルサイト

 銀河系の多くの種族が暮らす巨大宇宙ステーションを舞台にした冒険活劇。てっきり「ヴァレリアン」が惑星か宇宙ステーションの名前だと思ったたんだけど、主人公の名前だったんだねぇ(^^;)。で、その主人公が、結構いわゆる「チャラ男」で、序盤はわりとウザさ全開なんだけど、途中からだんだんいい感じの男になってくあたりも良かったわ。一方、チャラ男に言い寄られている部下のかわい子ちゃんのローレリーヌも、どちらかというとツンデレ感を醸し出していてなかなかいいコンビだったかも(笑)。

 多種多様な宇宙人たちの出で立ちや、彼らの暮らす環境や宇宙の描画はかなり美麗だし、ストーリー展開もテンポよくて、最後まで飽きずに楽しめたので、個人的評価は10点満点の9点ということで。いやぁ、思ってた以上に楽しめましたわ。
 もっとも、欧米ではずいぶんと酷評されていて、公開直後に制作会社の株価がドカンと下がったり、CEOが辞任に追い込まれたりしたそうだ(なのに、新しいCEOがこの作品の監督だったリュック・ベッソンになったり(笑))。


 キャストは、連邦捜査官のヴァレリアン少佐をデイン・デハーン、ヴァレリアンの相棒のローレリーヌ軍曹をカーラ・デルヴィーニュ、宇宙連邦のアルン・フィリット司令官をクライヴ・オーウェン、オクト=バー将軍をサム・スプルエル、オペレータのネザ大佐をクリス・ウー、国防大臣をハービー・ハンコック、天国横丁の客引きジョリーをイーサン・ホーク、踊り子のバブルをリアーナらが演じている。

Posted by “Lupin” on 2018/03/30 22:19:42

2018年 3月29日(木)

* 「ブラックパンサー」    [  レビュー  ]

アフリカの秘境に隠れるように存在している超文明国ワカンダ。国王の突然の死を受け、息子のティ・チャラが急遽王位を継ぐことに。しかしワカンダの国王はある重要な使命を帯びていた。それは、世界を崩壊させるパワーを秘めた希少鉱石“ヴィブラニウム”というワカンダ最大の秘密を守ること。そのためには戦いの儀式に挑み、ヒーロー“ブラックパンサー”の称号も勝ち取らねばならなかった。こうして心の準備のないままに国王とヒーローという2つの重責を担うことになったティ・チャラ。戸惑いながらも持ち前の正義感で、自らに課された使命に応えるべく奮闘していく。そんな中、恐るべき野望を秘めた元アメリカの秘密工作員エリック・キルモンガーがワカンダの秘密を知り、武器商人のクロウと組んでヴィブラニウムを手に入れようと暗躍を始めるのだったが…。

 2018年公開のヒーロー・アクション映画で、原題は“Black Panther”。現在日本では劇場公開中で、MOVIX京都で字幕版を観賞。上映時間は134分。公式ページはこちら→ブラックパンサー|映画|マーベル公式

 「マーベル・コミック」のコミック作品「プラックパンサー」の実写版で、「アベンジャーズ」に繋がる『マーベル・シネマティック・ユニバース』シリーズの1本。プラックパンサーはすでに「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で登場しているんだけども、その彼を主人公に彼の出身国であるワカンダと、彼が国王になる部分が描かれている。設定としては「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の直後か、もしかするとその最中の出来事ということになるかな(彼の父親のティ・チャカ元国王は「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」の中のエピソードで亡くなっていて、この作品では王子のティ・チャラが国王を引き継いでいる)。
 なお「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に登場したCIA捜査官のエヴェレット・ロス(「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」では対テロ共同対策本部の副司令官)が重要な脇役として登場し、また「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で登場した武器商人のユリシーズ・クロウも登場している。

 で、序盤は韓国などでのシーンもあるものの、中盤以降はワカンダ国内での出来事を中心に描いていて、『マーベル・シネマティック・ユニバース』っぽい部分は少なめかな。まぁ、↑にも書いたように関連はいろいろあるんだけども、ストーリー的には比較的独立している感じ。なので、「アベンジャーズ」的展開を期待しているとやや肩透かしを食らうかも(笑)。
 まぁ、ヒーロー・アクションとしては比較的おとなしめだけど、テンポもよく、最後まで飽きずに観られたので、個人的評価は10点満点の7点ということで。


 キャストは、ワカンダの王太子で新国王となるティ・チャラ(ブラックパンサー)をチャドウィック・ボーズマン、ティ・チャラの幼馴染で元恋人のナキアをルピタ・ニョンゴ、ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリをレティーシャ・ライト、ワカンダ王国親衛隊の隊長オコエをダナイ・グリラ、ティ・チャラの母親のラモンダをアンジェラ・バセット、ワカンダの高僧のズリをフォレスト・ウィテカー、ボーダー族のリーダーのウカビをダニエル・カルーヤ、ジャバリ族のリーダーのエムバクをウィンストン・デューク、CIA捜査官のエヴェレット・ロスをマーティン・フリーマン、武器商人のユリシーズ・クロウをアンディ・サーキス、元アメリカの秘密工作員の「キルモンガー」ことエリック・スティーヴンスをマイケル・B・ジョーダンが演じている。

Posted by “Lupin” on 2018/03/29 19:44:04

2018年 3月 7日(水)

* 「ダウンサイズ」    [  レビュー  ]

人口が増え続けることで環境問題や食糧問題が深刻化していく中、その解決策として人間を1/14に縮小する画期的な技術が発明される。小さくなることで誰でも豪邸に住むことができ、大金持ちにもなれるのだった。低収入にあえいでいた平凡な男ポールは、現在の苦境を脱するため、妻のオードリーとともにこのダウンサイズ化を受けることを決意するのだったが…。

 2017年公開のコメディ映画で、原題は“Downsizing”。日本では現在劇場公開中で、TOHOシネマズ二条で字幕版を鑑賞。上映時間は135分。公式ページはこちら→映画『ダウンサイズ』公式サイト

 画期的な新技術で13cmの人間として生まれ変わった男性を主人公に、彼の周りで起こるあれこれをコミカルに描いた作品。平凡で誠実な主人公の男性をマット・デイモンが演じているけども、どこかちょっと抜けた感じのいい人が良く似合ってるねぇ(笑)。
 で、コメディ映画ということだったので、ダウンサイズした人生の悲喜劇を面白おかしく描いているのかと思ったんだけど、ちょっと予想とは違っていて、ブラックに近い感じのコメディというべきか。あるいは、ヒューマンストーリー的というべきか。うーん、どっちにしても中途半端な感じかなぁ(^^;)。
 ダウンサイズしたあとは、ほとんどダウンサイズした世界での話となるのでスケール感の違いとかも感じられなかったし、ダウンサイズしたことによるメリット/デメリットなんてのもほとんどわからず。個人的にはもうちょっとほのぼのとしたコメディを想像していて肩透かしを食った感が強かったので、個人的評価は10点満点の6点ということで。うーん、ちょっと残念。


 キャストは、ダウンサイズを決意する夫婦の夫のポール・サフラネックをマット・デイモン、妻のオードリーをクリステン・ウィグ、ダウンサイズした街でポールの隣人となるドゥシャンをクリストフ・ヴァルツ、ドゥシャンの友人で船長のヨリス・コンラッド - ウド・キア、ドゥシャンの部屋に清掃に来るベトナム人女性のノク・ラン・トランをホン・チャウ、ダウンサイズの生みの親のユルゲン・アスビョルンセン医師をロルフ・ラスゴードが演じている。

Posted by “Lupin” on 2018/03/07 12:32:57