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2018年 5月17日(木)

* 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」    [  レビュー  ]

宇宙誕生とともに出現し、それぞれに異なる強大な力を秘めた6つの石“インフィニティ・ストーン”。すべてが揃うと、指を鳴らしただけで全宇宙の半分の生命を滅ぼすほどの恐るべきパワーを手にするという。そんな中、地球を目指していたソーとアスガルドの民を乗せた宇宙船が何者かの襲撃を受けてしまう。それは圧倒的なパワーで全宇宙に恐れられる悪の支配者サノスの仕業だった。彼は自らの野望を実現させるべく、すべてのインフィニティ・ストーンの収集に乗り出していた。その頃地球では、かつてない危機の到来を知ったドクター・ストレンジが、アベンジャーズの力を結集すべくリーダー、トニー・スタークのもとへと駆けつけるのだったが…。

 2018年公開のSFアクション映画で、原題は“Avengers: Infinity War”。現在日本では劇場公開中で、TOHOシネマズ二条で2D字幕版を観賞。上映時間は150分。公式ページはこちら→アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー|映画|マーベル公式

 マーベル・コミックのヒーローが多数出演する「アベンジャーズ」シリーズの第3弾で、「マーベル・シネマティック・ユニバース」としては「ブラックパンサー」に次ぐ作品。
 で、マーベル作品のヒーロー総出演作品でキャプテン・アメリカ、アイアンマン、マイティー・ソー、超人ハルク、スパイダーマン、ロキ、ブラック・ウィドウ、ヴィジョン、スカーレット・ウィッチ、ファルコン、ウィンター・ソルジャーなどおなじみのメンバーに加え、今作ではドクター・ストレンジ、ブラックパンサー、さらに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のスター・ロード、ガモーラ、ロケット、グルート、ドラックス、マンティスなども登場している。なお、過去作で登場していたメンバーではホークアイとアントマンが登場していない。

 一方、ヴィランとして登場するのは過去作にも少しだけ登場していたサノスなんだけど、今作での主人公はアベンジャーズのメンバーではなく彼で、これは公式でも正式に認めているようで、マーベル作品として史上初のヴィランとしての主人公ということになっているとか。

 で、ストーリーは主人公のサノスの活躍が主に描かれ、アベンジャーズの面々は彼を目立たせるための脇役。とくにキャプテンなんか、出てきた瞬間に「え? お前、誰?!」だったりするし、活躍の場面も少なめ(レイの星マークのシールドを使っていないのでとくに目立たない)。アベンジャーズ側ではスター・ロード、アイアンマン、ソー、そしてドクター・ストレンジがメインとして頑張ってるかな。

 とりあえず豪華な面々が総登場なので、逆にそれぞれのキャラの活躍の場が少なく、内容的にもサノスの作品なので、アベンジャーズびいきにはちょっと消化不良気味かも(笑)。そして、クライマックスからエンディングまでの流れが壮絶なうえに「えっ? ここで終わるの?!」という尻切れトンボ的な終わり方なので、余計に消化不良を感じるかも。上映時間150分は気にならなかったけど、やっぱりこの終わり方で次どうすんのって感じなので、個人的評価な10点満点で7点ということで。

 なお、もともとは二部作として予定されていた作品で、次作も今作と同時撮影されているんだとか。ただし、公開は来年の春で、一応別作品という扱いでタイトルも「Part.1/Part.2」ではなく別になるんだとか。

 キャストは、「アイアンマン」ことトニー・スタークをロバート・ダウニー・Jr、アスガルドの雷神「ソー」をクリス・ヘムズワース、肉体改造の研究の失敗から怪物「ハルク」に変身してしまう天才科学者ブルース・バナーをマーク・ラファロ、「キャプテン・アメリカ」ことスティーヴ・ロジャースをクリス・エヴァンス、陸軍大佐で「ウォーマシン」を操るローディをドン・チードル、ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフをスカーレット・ヨハンソン、テレキネシスなどを操るスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフをエリザベス・オルセン、人工知能のヴィジョンをポール・ベタニー、ワカンダの王太子で「ブラックパンサー」ことティ・チャラをチャドウィック・ボーズマン、ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリをレティーシャ・ライト、ワカンダ王国親衛隊の隊長オコエをダナイ・グリラ、ドクター・スティーヴン・ストレンジをベネディクト・カンバーバッチ、ストレンジの相棒のウォンをベネディクト・ウォン、「スター・ロード」ことピーター・クイルをクリス・プラット、ガモーラをゾーイ・サルダナ、ドラックスをデビッド・バウティスタ、ロケットの声をブラッドレイ・クーパー、グルートの声をヴィン・ディーゼル、マンティスをポム・クレメンティエフが演じている。
 また、ヴィランのサノスをジョシュ・ブローリン、サノスの手下の女戦士プロキシマ・ミッドナイトをキャリー・クーン、闇魔術で元素を操る闇魔術師エボニー・マウをトム・ヴォーン=ローラー、サノスの片腕のカル・オブシディアンをテリー・ノタリーが演じている。
 なお、スタン・リー名誉会長は今作ではピーターたちの乗るスクールバスの運転手として登場している。

Posted by “Lupin” on 2018/05/17 20:22:21

2018年 4月26日(木)

* 「レディ・プレイヤー1」    [  レビュー  ]

2045年の地球。街が荒廃する一方で、若者たちはVRワールド“オアシス”に夢中になっていた。そこでは誰もが好きなアバターに姿を変え、自分の思い描く通りの人生を生きることができた。そんなある日、オアシスの創設者ハリデーが亡くなり、彼の遺言が発表される。それは“アノラック・ゲーム”と呼ばれ、彼が仕掛けた3つの謎を解き、オアシスに隠されたイースターエッグを最初に見つけた者には莫大な遺産に加え、オアシスの後継者としてその全権を与えるというものだった。この驚くべきニュースに世界中の人々が色めき立つ。現実世界に居場所がなくオアシスだけが心の拠り所の17歳の青年ウェイドもこの争奪ゲームに参加し、オアシスで出会った謎めいた美少女サマンサら大切な仲間たちと力を合わせて3つの謎に挑んでいく。そんな彼らの前に、恐るべき野望を秘め、邪悪な陰謀を張り巡らせる巨大企業IOIが立ちはだかるのだったが…。

 2018年公開のSFアクション映画で、原題は“Ready Player One”。現在日本では劇場公開中で、MOVIX京都で2D字幕版を観賞。上映時間は140分。公式ページはこちら→映画『レディ・プレイヤー1』オフィシャルサイト

 近未来の地球で、VR環境に構築されたネットワーク・コミュニティ「オアシス」を舞台に、隠された3つの「鍵」を巡る争いを描いた作品。作品の7割くらいはVR世界での出来事となっているので、生身の人間よりも彼らの操作するアバターが登場する場面のほうが多いんだけど、それでもキモとなるのはリアル世界での出来事なので、リアルな人物の印象も薄くないね。
 で、VR世界でのキャラクタとして、過去の映画の登場人物やアイテムなどが多く登場していて、懐古趣味的にもとても楽しい作品。BTTFのデロリアン、アイアン・ジャイアント、キングコング、バットマン、シャイニング、日本関連ではメカゴジラやガンダム、AKIRA、ストリート・ファイター、さらに三船敏郎も登場するし、ガンダム登場のシーンなどはわざわざ日本語のセリフまで付いている(脚本上では英語だったものを撮影時に日本語に変更したんだとか)しねぇ。

 VR世界での冒険はワクワクするし、ド派手な映像もキレイで楽しく、ストーリー展開もいかにもスピルバーグ監督っぽい感じで最後まで飽きずに楽しめたので、個人的評価は10点満点で。エンターテインメント映画としては、かなりいい出来なんじゃないかなぁ。


 キャストは、ニートで「オアシス」の世界にハマっている「パーシヴァル」ことウェイド・オーウェン・ワッツをタイ・シェリダン、「オアシス」内では著名なガンターの一人である「アルテミス」ことサマンサ・イヴリン・クックをオリヴィア・クック、「パーシヴァル」の仲間の「エイチ」をリナ・ウェイス、「トシロウ」を森崎ウィン、「ショウ」をフィリップ・ツァオ、IOI社長のノーラン・ソレントをベン・メンデルソーン、ソレントの部下で裏の仕事をこなすフナーレをハナ・ジョン=カーメン、ソレントに協力するガンターのアイロックをT・J・ミラー、「オアシス」の開発者の「アノラック」ことジェームズ・ドノヴァン・ハリデーをマーク・ライランス、「オアシス」の共同開発者であるオグデン・モローをサイモン・ペグらが演じている。

Posted by “Lupin” on 2018/04/26 22:08:56

* 「トレイン・ミッション」    [  レビュー  ]

10年間も勤めてきた保険会社を突然リストラされた元警官のマイケル・マコーリー。いつもの通勤電車で帰路についた彼だったが、住宅ローンと息子の学費が大きな不安となって重くのしかかる。そんな彼の前に見知らぬ女が現われ、乗客の中からある人物を捜し出せたら10万ドルを与えるという奇妙なゲームを持ちかける。ヒントは、馴染みの乗客ではなく、終着駅で降りる人物、そして通称はプリンという3つ。警戒しながらも高額な報酬に抗えずとりあえず捜し始めたマイケルだったが、すぐに容易でないと気づく。しかしその時にはすでに相手の罠にハマり、妻子までをも人質に取られて後戻りできないところまで追い詰められてしまうマイケルだったが…。

 2018年公開のアクション・サスペンス映画で、原題は“The Commuter”。現在日本では劇場公開中で、MOVIX京都で字幕版を観賞。上映時間は105分。公式ページはこちら→映画『トレイン・ミッション』公式サイト

 リーアム・ニーソン主演のサスペンス映画で、リーアム演じる元警官の男に与えられた謎のミッションとその結末が描かれている。作品のポスターや予告編などでは「この謎が、解けるか?」という煽りで、謎解きが重要なファクターであるかのように語られているけども、実際には細かな謎解きはあまりなくてアクション面が主かな。
 ストーリーとしてはかなり大味で、とくに終盤のクライマックスに向かうあたりからはド派手な演出が多くなっていて、かなり強引な展開も。もっとも、リーアム・ニーソン主演の作品ってだいたいこういう展開だし、そういう意味ではお約束的な安心感もあったり(笑)。

 リーアム・ニーソンは好きな俳優さんで彼らしさも存分に出ていたし、それなりに最後まで飽きずに観られたので、個人的評価は10点満点の7点ということで。でも、まぁ、わざわざ映画館で観なくてもいいかもね、というところかな(^^;)。


 キャストは、元警察官で今は保険会社に勤務するマイケル・マコーリーをリーアム・ニーソン、彼の妻のカレンをエリザベス・マクガヴァン、警官時代の相棒で友人のアレックス・マーフィーをパトリック・ウィルソン、警官時代の上司のホーソーン警部をサム・ニール、通勤電車内の馴染みの客のウォルトをジョナサン・バンクス、トニーをアンディ・ナイマン、マイケルの乗る通勤電車の車掌をコリン・マクファーレンらが演じている。

Posted by “Lupin” on 2018/04/26 22:08:12

2018年 3月30日(金)

* 「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」    [  レビュー  ]

西暦2740年。宇宙連邦捜査官のヴァレリアンは、平和を守るべく銀河を飛び回りながらも、相棒のローレリーヌを口説くことに余念がない忙しい日々を送っていた。そんな中、“千の惑星の都市”と呼ばれる超巨大宇宙ステーション“アルファ”で銀河を揺るがす恐るべき陰謀が明らかとなり、その解決に乗り出したヴァレリアンとローレリーヌだったが…。

 2017年公開のSFアクション映画で、原題は“Valerian and the City of a Thousand Planets”。現在日本では劇場公開中で、TOHOシネマズ二条で字幕版を観賞。上映時間は137分。公式ページはこちら→映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』 | オフィシャルサイト

 銀河系の多くの種族が暮らす巨大宇宙ステーションを舞台にした冒険活劇。てっきり「ヴァレリアン」が惑星か宇宙ステーションの名前だと思ったたんだけど、主人公の名前だったんだねぇ(^^;)。で、その主人公が、結構いわゆる「チャラ男」で、序盤はわりとウザさ全開なんだけど、途中からだんだんいい感じの男になってくあたりも良かったわ。一方、チャラ男に言い寄られている部下のかわい子ちゃんのローレリーヌも、どちらかというとツンデレ感を醸し出していてなかなかいいコンビだったかも(笑)。

 多種多様な宇宙人たちの出で立ちや、彼らの暮らす環境や宇宙の描画はかなり美麗だし、ストーリー展開もテンポよくて、最後まで飽きずに楽しめたので、個人的評価は10点満点の9点ということで。いやぁ、思ってた以上に楽しめましたわ。
 もっとも、欧米ではずいぶんと酷評されていて、公開直後に制作会社の株価がドカンと下がったり、CEOが辞任に追い込まれたりしたそうだ(なのに、新しいCEOがこの作品の監督だったリュック・ベッソンになったり(笑))。


 キャストは、連邦捜査官のヴァレリアン少佐をデイン・デハーン、ヴァレリアンの相棒のローレリーヌ軍曹をカーラ・デルヴィーニュ、宇宙連邦のアルン・フィリット司令官をクライヴ・オーウェン、オクト=バー将軍をサム・スプルエル、オペレータのネザ大佐をクリス・ウー、国防大臣をハービー・ハンコック、天国横丁の客引きジョリーをイーサン・ホーク、踊り子のバブルをリアーナらが演じている。

Posted by “Lupin” on 2018/03/30 22:19:42