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2010年 8月19日(木)

* 「ベスト・キッド」    [  映画  ]

 今日の2本目は「ベスト・キッド」(原題: “The Karate Kid”)。パット・モリタが師匠のミヤギを演じた同名作品のリメイク版で、今作ではジャッキー・チェンが師匠役を演じてるんだよね。

 で、こちらは午後の上映ということもあってか、平日なのに結構な客入り。子供連れも多く、久しぶりに両隣にお客さんが座ってたりしたもんな(笑)。もっとも、近くに座ってたのは年配の人ばかりだったけども。

 そんなわけで、こちらも以下ネタばれを含むんで、ご注意くだされ。

 さて、実は私、この映画のオリジナル(シリーズ化されて4作もあったんだね)を1つも観てないのでオリジナルとの違いとかはよく分からないんだけども、原題が“The Karate Kid”のわりには、今作では空手じゃなくてカンフーが題材になってるんだよね。そんなもんで、ちょっと違和感が。

 っていうか、違和感はいろいろ。まずは師匠役のジャッキーが合ってないなぁ、という気が。もっとも、これは観ている側がジャッキーをジャッキーとして観てしまうからってのがあって、要するにジャッキーが師匠になることの意外性がないのよねぇ。この手の師匠役ってのは、見た目はいかにも師匠然としてなくて、なんかえらくよぼよぼのじいさんなのに、実はその手の高名な、もしくは隠れた名人だったりして、そのギャップを楽しむってのがあると思うんだよね。まぁ、一応、映画の中では最初はしょぼくれた役で登場するんで、そういう意図はきちんとあるんだけども。
 それと、役柄としての設定もちょっと消化不良的な部分もあって、とくにあの毎年同じ日に車を壊すシーンの意味が今一つ理解できなかったかな(設定的な意味は理解してるけども、なぜあの日でないといけないのかが分からない)。

 それから主人公のドレだけど、母親の仕事の関係で中国に越してきたものの、あまりの生活感の違いに馴染めなくて、その世界が何もかも面白くない、というのが発端になるわけだけど、彼がその後も生活を変えている様子が見られないのが残念な感じ。この手のストーリーの場合、子役の成長というのがキーになると思うんだけど、この作品ではカンフーの腕前だけが成長していて、それ以外の部分の成長が描き切れていない気がするんだよね。
 まぁ、髪型がドレッドなのは仕方ないとしても、服装は最後までアメリカ時代と同じジャージで、常にスケボーを小脇に抱えていて、そしていつまでも英語で会話をしているし。まぁ、彼女の父親にはたどたどしい広東語(?)で謝罪していたけども、それ以外はあまり自分から環境になじもうという意欲が最後まで見えなかったね。

 あとメイの家族も不思議で、メイは英語が話せるのに、いかにもお偉いさんっぽいメイのお父さんが英語を話せないとか。そういえばメイのオーディションの結果ってどうなったんだろうか(^^;)。

 ストーリー的には、ラストのドレの決め技が無茶だろ(笑)、ってのと、試合後に相手道場の生徒たちが揃ってハンに礼を尽くす、という展開もちょっと唐突過ぎる気がしたなぁ。彼らがそれまでに相手方師範の指導に疑問を抱いていたりするならともかく、そういう素振りすらなかったしねぇ。

 ま、そんなわけでいろいろ気になる部分の多い作品ではあったけど、全体的にはまぁこんなもんなんじゃないのっていうところで10点満点で5点くらいかな。

Posted by “Lupin” on 2010/08/19 23:27:05
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コメント (2件)

予告編見る限りジャッキーの老師じゃダメな予感してみる気がおきない。
逆に旧作をまた見たくなってます。

コメント posted by “alpha2” on 2010/08/21 09:23:27

その予感は正しいのではないかと思います(^^;)。ジャッキーが「老」師じゃないんだよなぁ…。
せっかくなので、まだ見ていないオリジナル版を観てみようかな(^^)。

コメント posted by “Lupin” on 2010/08/21 14:22:31
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