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2010年 6月16日(水)

* MT5雑感とMT3.38からのアップグレード    [  Movable Type  ]

 そんなわけで、ようやくMovable Typeの最新版のMT5.02をいじってるんだけども、なんだかずいぶんとイメージが変わったねぇ。まぁ、今まで使ってたのがMT3.38で、そこからメジャーバージョンが2つ上がってるんで当たり前かもしれんけども。

 で、一番の戸惑ったのは、Movable Typeがブログ作成ツールからCMS管理ツールに変わってるってことかな。従来はブログの部分だけを見ていたものが、MT5からはサイト全体を管理するツールになってんのね。実際、インストールすると、まずサイトの登録があって、その中でブログを作成するという流れになっているし、ブログ以外のアイテムも管理できるみたいだし。
 まぁ、サイト全体を管理できるのは便利といえば便利だけども、逆にいえばブログだけ作りたいって向きには無用の長物っていうか。まぁ、いらなきゃ使わなきゃいいじゃんって話だけども。

 そういえば、MT4からMTOS: Movable Typeオープンソースってのが公開されてるんだけど、てっきりそっちは機能を縮小してオープンソースにしたものだろうと思ってたのよ。
 そんなもんで、CMSいらないのでMTOSにしてみるか、とか勝手に思ってインストールしてみたら、なーんにも変わんなくて、ある意味、ガッカリ(笑)。MTとMTOSで機能的に違うのはカスタムフィールドが使えないくらいであとはほぼ通常版と同じなんだねぇ。

 ってことで、要するにブログだけでいいんだったら、MTじゃなくてWordPressを使えってことなのかもなぁ、世間の流れ的には(日本以外だと、圧倒的にWordPressの方が人気高いみたいだし)。ま、個人的にはMTが好きなので、WPに移行することはないと思うけども。


 んで、以下は実際にMT5をインストールしてみた際の覚書みたいなもの。

 で、MT5から動作に必要な環境として、データベースがMySQLのみになったんで、PostgreSQL派(笑)の私は導入をためらってたわけだけど、いろいろ調べてみたら正式サポートしているのがMySQLのみで、実際にはPostgreSQLでもSQLiteでも動作するって話が…。
 じゃあ、試してみましょうってことで、PostgreSQLしかインストールしてないウチの環境にMT5をインストールしてみたら、あっさりと動作しちゃったわけですよ。まぁ、正式にサポートと表明されてるのがMySQLだけということは、この先、PostgreSQLやSQLiteが現状通りサポートされるかどうかはわかんないけど、とりあえず現状では、コード上はPostgreSQLやSQLiteも対応しているようで。

 あと、MT3からMT5へのアップグレードは、一度MT4にアップグレードしてから再度MT5にアップグレードするのが正式手順なんだけど(少なくともオフィシャルドキュメント上はそうなってる)、どうやら実際にはMT3.3以降のバージョンからは直接アップグレードも可能になってるとか。

 そんなわけで、どうせテスト環境だし、ダメもとで~、とウチの環境(MT3.38+PostgreSQL)をMT5.02に入れ替えてアップグレードしてみたんだけど、途中、何の注意メッセージとかも表示されずに、そのまま一気にMT5.02までアップグレードされちゃったんだよね(笑)。
 しかも、データベースだけじゃなくて既存のテンプレートもちゃんとアップデートされるんで、基本的には今のMT3.38と同等のシステムがそのまま(プラグインを除く)出来上がっちゃったりして、ビックリ。ま、アップグレードには1時間近くかかったけども。

 なお、ウチの環境だと、MT5で新しく利用されるモジュール群のうちArchive::Tar, Archive::Zip, IO::Compress::Gzip, IO::Uncompress::Gunzip, Text::Balancedはすでにインストールされていたんで、Cache::Fileだけを追加でインストール(“apt-get install libcache-perl”)しますた(画像ライブラリはImageMagickを利用するので、IPC::Run(NetPBM用)とGDだけはインストールしていない)。

 あとプラグイン関係がいろいろ変わってるんだけど、MT3.38で動作してた自作のプラグインに関しては、Config.yumlを適当に作成して、コードの手続き部分を一部手直ししただけでMT5対応できてしまったり。
 ちなみに、MT5プラグインの作成に関しては「第1回MT5勉強会」での「CMSContextプラグインとか今日の勉強会の資料とか。」が参考になりますた。

 もっとも、現状ではまだ力技で動いただけって感じで、まだ新しく追加されているテンプレートも修正しないといけないし、もしかすると既存のテンプレートも手を入れないといけないところもあるかもしれんし、いろいろチェックしなきゃいけない部分はあるんだけどね。
 そういうわけで、すぐにMT5に乗り換えるってわけにもいかなさそうだけど、それでも思ってたほど困難な道のりでもなさそうなのは朗報かもね(^^)。


 なお、MT3.38からのいきなりのアップグレードとか、MT5でのPostgreSQLの利用については、基本的にはサポートされていない手順なので、やるときには“At your own risk”ということで。

Posted by “Lupin” on 2010/06/16 21:36:18
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