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2009年 7月 4日(土)

* 「植物図鑑」(有川浩)    [  読書  ]

 有川先生の久々の新作は、ケータイ小説サイトで連載されていた長編恋愛小説。
 キャッチコピー曰く『女の子は、「花」も「男子」も欲しいのだ! ラブ濃度120%!!男の子に美少女が落ちてくるなら女の子にもイケメンが落ちてきて何が悪い!ある日道端に落ちていた好みの男子。「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説! 』だそうで、有川作品のジャンルとしてはいわゆる「ベタ甘」系ですな(笑)。

 ま、そんなわけで、あり得ないシチュエーションで出会った二人が、のんびりと愛を育む生活に、野の草花をうまく介して、たしかに「植物図鑑」というタイトルにふさわしい内容になってるねぇ。で、物語に登場する草花は、いわゆる「雑草」系の草花で、個人的には馴染みのあるものばかり。
 実際、物語に登場する草花で「クレソン」以外は、すぐにその容姿や生育している場所なんかが目に浮かんで、より深く楽しめたね(^^)。とくに後日談として語られる「ゴゴサンジ」に登場する花は、途中でそれが何かわかっちゃったりして、とくに嬉しかったり。ちなみに、私ゃ、野の草花は見て楽しむのが専門で、料したり食したりしないから、そういう意味で「クレソン」は守備範囲外なわけです(笑)。

 ストーリー展開は、最初に現在の状況が描かれ、そこから回想モードに入り、そして最初の時間に戻って一気にクライマックスへと向かう手順になってて、ある程度先が読めるので、逆にそこまで話を進めたくなっちゃって、どんどん読み進んじゃう罠って感じ(笑)。
 設定なんかは、ちょっと変わった部分もあるけども、まぁ、恋愛小説的にはさほど無理のないもので、そういう意味でも安心して読めたかも。ただ、物語のもっとも核心ともなるイツキの出自の謎に関する部分は、ちょっと強引すぎる感もなきにしもあらず。ま、許容範囲内、というか想定範囲内ではあったけど、そこにそれを合わせなくてもいいんじゃない? って感じはしたね。

 とか言いつつ、きっちりと罠にはまって読み始めたら止まらなくて、結局、一日で読み切っちゃったのは、やっぱり面白かったからだよなぁ(^^)。いわゆる「ベタ甘」系好きな人には、お薦めの一冊ですな。

Posted by “Lupin” on 2009/07/04 17:52:38

2009年 4月 7日(火)

* ついに完結…    [  読書 | 番組  ]

 さっき郵便受けを覗いたら、「THE OFFICIAL STAR TREK FACT FILES」の最新号が届いてたんだけど、なんだかいつものに比べて若干ボリュームがあったのよね。不定期で入ってくるプレゼントのようでもないし、どうも本誌がちょっと分厚いみたいだなぁ、と思って開けてみたら、案の定、2冊のうちの1冊がいつもの3倍くらいの厚さになってたわけで。
 で、「おや、まぁ、珍しい。なんかの特集?」と思って表紙を見たら、「総索引号」の文字とともに「完結号」の文字が。をを、ついに終わったのかぁ。創刊号が届いたのが2003年3月7日だったので、実に6年間も定期購読していたわけか、長ぇ〜。

 ちなみに1号560円のなのでトータルで175,840円、、、えぇぇぇ、そんなに貢いでたのかぁ(^^;)。書籍じゃなくてもこの金額まとめてだったら絶対に出さないだろうから、そのへんはデアゴスティーニ・マジックだよなぁ(笑)。

 で、専用バインダも何個か買ってあるんだけど、最初の数冊をばらしただけで300冊以上は手つかずの状態だし、ばらすのも惜しいような気もするし。でも、ばらさないと資料としての価値はないんだけど、たぶんばらして分類したとしても、きっと見ないと思うんだよな(笑)。
 さすがに314冊もあると、かなり場所食ってて邪魔なんで、まとめて専用の段ボールにでも放りこんで大切にしまっておくことになるかなぁ、他のコレクターズアイテムがそうであるように。持ってるというだけで満足するっていうヤツだね(^^;)。

Posted by “Lupin” on 2009/04/07 20:45:06

2009年 3月15日(日)

* 「三匹のおっさん」(有川浩)    [  読書  ]

 久しぶりの有川作品は、珍しく「自衛隊」とも「ベタ甘」とも異なる新ジャンル。もっとも、「武闘派」なのは相変わらずだけども(笑)。

 で、主人公は還暦を迎えた3人の「おじいちゃん」たち、息子夫婦に店を譲り自分は手伝いに回ったコワモテで柔道が得意な元居酒屋店主と、サラリーマンを定年退職し近所のゲーセンに再就職した剣道の師範、そして、娘と二人暮らしで細々と工場を経営する機械いじりが得意な経営者。3人は子供のころからの付き合いで、ガキの頃には「悪ガキ」で鳴らした前科も持つジジイたち。
 もっとも、昨今の還暦は「おじいちゃん」と呼ばれることには抵抗があるっていうか、本人たちはまったく「おじいちゃん」とは思ってないわけで、っていうか『ジジイと呼ぶな、おっさんと呼べ』と自ら宣言しちゃうような人たちだから(笑)。
 そんな3人の「おっさん」に、孫と娘の高校生コンビが絡んで立ち向かうのは、空に浮かぶ怪しげな生き物だったり、海から上陸してくるデカいエビじゃなく、日常にごく普通に潜んでいる「詐欺」だったり、「痴漢」だったりする身近な悪。
 基本的に彼らはスーパマンでもなければ世直し隊でもないので、大がかりな悪者退治をするわけじゃないんだけど、それでも身内や近所に見える「悪」を見逃さずに懲らしめるために、3人で勝手に自警団「三匹のおっさん」を結成して活躍するんだけど、これがなかなか痛快というか(^^)。

 全6話の短編集で、それぞれの話の展開も早いのですんなり読み進められるんだけど、それぞれのおっさんのキャラが立ってるので、実にわかりやすい展開なんだよなぁ。3人のうち、いちおうは「頭脳派」に分類されているおっさんが、実は一番危なかったりする設定も良いし、脇の高校生コンビ、とくに孫の男の子とおっさんたちの微妙な信頼関係ってのも、スパイスとして良く効いてる感じだね。
 あと有川さんの作品だけに「甘ラブ」な話も皆無じゃなくて、それはそれで楽しめるようにもなってるから、その方面の充足感も大丈夫ですわ(笑)。

 久しぶりの有川作品だったけど、相変わらず満足の一冊でありました(^^)。

Posted by “Lupin” on 2009/03/16 00:36:55

2008年 8月14日(木)

* 「別冊図書館戦争II」(有川浩)    [  読書  ]

 さて、久しぶりの有川作品は『大人の事情』で刊行された「図書館戦争」シリーズの番外編の第2作。ま、これまた『大人の事情』で別冊シリーズもこの2巻で幕引きってことになったそうで、そうなるともうどう考えても手塚&柴崎ののちの事情が語られるとは思ったんだけど、なるほど、ここまで柴崎を追い込まないと先へ進まんか、って感じの展開で(^^;)。まぁ、柴崎の性格からすると、これしか決着の方向はないだろうけどねぇ。

 しかし、柴崎はともかく、手塚くんはえらく格好良くなったなぁ。本編の第1作「図書館戦争」に登場した時には、こんな立派なキャラになるとは思いもよらなかったわけで(笑)。っていうか、まぁ、あんまりいけ好かないキャラとして君臨してたのが、最終的にはベタ甘なバカップルに落ち着いた堂上夫妻を押しのけて、一番好きなキャラの座にまで上り詰めた感も無きにしも非ずだし。
 で、あとがきでは、この手塚&柴崎編の「締め」の話が暴露されてるんだけど、個人的には第1稿の締め方でも悪くなかったかもな、と。最後のはオマケ程度の話だしね。ま、それでも、手塚のもう一つの葛藤だった兄との関係についての後日談が出てくるので、それはそれでいいわけだけど。

 あと、堂上&小牧の昔話編は個人的にはどうでもよかったんだけど(酷い?)、最初の緒方&進藤編はかなり良かったねぇ。この二人、バイプレイヤーとしては玄田や毬江ほどは目立たないのに、それでいて存在感を示す重要な人たちだったわけだけど、彼らの昔の話はなかなかおもしろかったなぁ。ま、ストーリー展開は、いわゆる「お約束」的な締めなので驚きはないものの、それでも目立たない中年バイプレイヤーも実は頑張ってるんだぞ、ってのが、同じ年代として嬉しかったり(笑)。

 ってなわけで、長く続いた「図書館」シリーズも、これにて正真正銘の幕引き、お疲れ様でした。登場人物の皆様、のちのちもお幸せに(^^)。

Posted by “Lupin” on 2008/08/14 16:40:13

2008年 7月31日(木)

* 「吟遊詩人ビードルの物語」とシーフードカレー    [  日記 | 読書  ]

 先日、発売から2日で読了した「ハリー・ポッターと死の秘宝」だけど、この中に出てくるのが「吟遊詩人ビードルの物語」(原題: “The Tales of Beedle the Bard”)という童話集。この童話集には5つの物語が収められていて、その中の一つ「三人兄弟の物語」(原題: “The Tale of the Three Brothers”)が「死の秘宝」の中で謎を解くためのアイテムとして使われているんだけど、J.K.ローリングが実際にこの「吟遊詩人ビードルの物語」を書き下ろしたんだよね。
 もっとも作成されたのはわずか7冊だけで、そのうち6冊は自分の知り合いに贈呈して、残りの1冊を昨年末にオークションにかけ、それを約4億5000万円(195万ポンド)でamazonが落札したってのが、昨年の末にニュースになったのは記憶に新しいところだね。

 んで、その「吟遊詩人ビードルの物語」の原書が「死の秘宝」の日本語版の発行に合わせて日本でも公開されることになり、先週は伊勢丹・新宿店で、そして今週、伊勢丹・京都店(ジェイアール京都伊勢丹)で行われてるってことで、見に行ってきたわけですよ。
 で、4億5000万円も出して落札された本だし、よっぽど派手に、そして厳重に警備されて公開されてるのかと思ったら、なんと誰でも入れるエントランス近くのエスカレーターの下の広場にしつらえた、オープンな特設ブースで公開されてたり(笑)。

「吟遊詩人ビードルの物語」展示会場 「吟遊詩人ビードルの物語」展示会場

 さすがに原書はガラスケースに入れて陳列されていて、専用の警備員が直前で警備をしている状況だったけど、まさか入場制限とかもされてない、普通のフロアの隅っこに並べられてるとは思わなかったわ(^^;)。ケースの中の原書は閉じた状態で、表紙の部分だけしか見られなかったのは残念だったけど、入場に並ぶ必要もなかったし、見物客も少なくてじっくりと見られたのは良かったわ(^^)。

 ちなみに、この「吟遊詩人ビードルの物語」についてはamazonに専用ページが用意されてて、収録されている5話のあらすじなども公開されてるので、興味のある方はこちらをどうぞ。


 んでもって、少々時間がかかるだろうと踏んでいたイベントが、わりとあっさりと終了してしまったので、とりあえず買い物がてら四条へ。そこからてくてく歩いて、昼メシの前に河原町の「ブックファースト・京都店」へ。コンピュータ関連書籍を見ようと、エレベータで6階に上がったら、6階のエレベーターホールにゴスロリ風のおぜうさんが数人たむろしててビビってみたり。ちなみに、ここの6階には“Mado CAFE”という名の喫茶店があるんだけど、これ「マドカフェ」だそうです(件の場所は“Maid CAFE”ですから(笑))。
 店内ではプログラミング関連の書籍やコミック関連の陳列をみてみたけど、技術関連の書籍なんかはジュンク堂が、コミックはブックストア談の方が品揃えも分類も良くて、やっぱりわざわざここまでくる必要性はなさそうだなぁ。

 で、昼メシを食おうと思って、寺町のアショカへ向かってたんだけど、ふと思い出して裏寺町の「マリーD」へ行ってみることに。ここ、一度寄ってみたら定休日で、それ以降、行ってなかったんだよね。

裏寺町「マリーD」 シーフードカレー

 裏寺町の細い路地の真ん中あたりにあるこのお店、京都では結構人気のあるお店だそうで、カウンター4席と4人掛けボックス席が3席のこじんまりした店内なので行列ができることもあるんだとか。もっとも今日はお昼時だったけどすんなりと座れたんだけどね。
 とりあえず、看板メニューの「シーフードカレー」を注文してみたんだけど、たしかに悪くない感じ。お店もちょっとおしゃれな洋食屋さんって感じだし、食後のスイーツ類も揃ってるんで、女性には喜ばれそうな感じだねぇ。ま、たまに空いてる時に寄ってみてもいいかなってところで。

Posted by “Lupin” on 2008/07/31 22:03:21

2008年 7月25日(金)

* 「ハリー・ポッターと死の秘宝」(J.K.ローリング)    [  読書  ]

 ってなわけで、23日に発刊された「ハリー・ポッター」シリーズの最新刊にして、最終巻となった「ハリー・ポッターと死の秘宝」(原題: “Harry Potter and the Deathly Hallows”)の日本語訳だけど、発売日にゲットして、2日間で読了してしまったわけですよ(^^;)。まぁ、後半は一気に読んじゃうんだろうなぁ、とは思ってたんだけどねぇ…。

 で、とりあえず読了後の感想を以下に。一応、ネタバレしないようには気を付けているけど、それなりの情報は出てくるので、読みたくない人はスキップしてくだされ。

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Posted by “Lupin” on 2008/07/25 15:44:41

2008年 7月24日(木)

* 一気に読了    [  読書  ]

あぁぁぁぁ、2日間で読み切っちゃったよ。って、ま、予想された出来事ではあるけど(笑)。
個人的には読み始めたのが2002年からなので、6年がかりで読了ってことになったのか。

ってことで、感想などは後日。

Posted by “Lupin” on 2008/07/25 01:25:03

2008年 7月23日(水)

* いよいよ最終巻    [  読書  ]

原書は昨年7月に完結し、シリーズの累計は世界で4億部という。日本語版の最終巻も初版部数だけで180万部。1巻から7巻まであわせると2300万部を超える。

ってことで、ようやく日本語版の最終巻「ハリー・ポッターと死の秘宝」が発売になりましたなぁ。一般書店での発売解禁は5:00からだったようで、午前の早い時間から売り始めた書店では、出勤前のサラリーマンなどでそこそこの行列ができてたそうで。

んで、個人的にはこれまで同様にネット通販で予約してて(今回は「楽天ブックス」)、さっきその注文した商品も届いたので、これからのんびりと読もうかな、と。読了するまで、3日くらいは楽しめるかなぁ。

Posted by “Lupin” on 2008/07/23 16:40:33

2008年 7月 4日(金)

* 「ラブコメ今昔」(有川浩)    [  読書  ]

 有川先生の新刊本は「クジラの彼」と同じく、自衛官が主役の短編を6話収録したもの。で、今回は帯のコピーから、

 『ベタ甘ラブで何が悪い! - ALL YOU NEED IS LOVE!』

となってて、端から「覚悟して読みやがれ」ってな感じですなぁ(笑)。

 で、自衛官主役だけど、今回はこれまでの「自衛隊シリーズ」や前作の「クジラの彼」からは完全に独立したストーリーばかり。ただし、最初と最後の話はメインキャストが同じになってるので、ストーリー的には5つの場面での展開かな。
 んで、「ベタ甘ラブ」と謳っているわりに、今回はやや毛色の違うお話も2話ほど。とくに「青い衝撃」は、これまでの有川作品とはやや異質とも思える展開で。でも、基本的にはハッピーエンドなのでご安心を(笑)。

 あとがきを見ると、この5つのストーリーすべて、自衛隊への取材活動時に会った人がモデルになっていたり、そこで聞いた逸話をもとに構成されているようで、なるほどリアリティを感じるわけだ。あと、どの話も基本的には女子強めなのは、まぁ、有川作品の定番ってところかな。でも、頑張ってる女子は素敵です(^^)。
 個人的には、上官に隠れて付き合う部下と愛娘の話の「秘め事」と、タイトルにもなっている「ラブコメ今昔」、そしてそのボーナス・トラックとも言うべき「ダンディ・ライオン〜またはラブコメ今昔イマドキ編」あたりがお気に入りかな。とくに、「ラブコメ今昔」で今村二佐が千尋に示した「貴重な訓示」は、かなりぐっときましたなぁ。

 で、今回も発売日(2日)に手にして「もったいないから大事に読もう」と1日1話とか考えてたのに、結局、3日しかもたなかったわけで(笑)。ま、短編ものは、気軽に読み返せるからいいんだけどね(^^)。

Posted by “Lupin” on 2008/07/04 21:59:12

2008年 5月16日(金)

* 阪急電車に乗って    [  日記 | 読書  ]

 ご存知のように先月から今月にかけて、どっぷりと有川浩先生の作品にのめり込んでいたわけだけど、その中でも一番好きなのは、最初に読んだ「阪急電車」なわけですよ。
 で、この物語の舞台となっている阪急の今津線って、今まで乗ったことなかったので、ちょっと行ってきましたよ。ウチからだと、十三で乗り換えてちょうど1時間くらいなので、近いもんですな。
 ちなみに、宝塚から西宮北口まで片道15分ほどなんだけど、何度も乗ったり降りたりして、ときどき駅の外にも出て、物語に関係する場所を確認してみたりもしましたよ(^^)。

 以下、写真多数でちょっと長めなうえに、ネタバレも含んでるので、それなりの覚悟のうえでどうぞ(笑)。

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Posted by “Lupin” on 2008/05/16 23:34:51

2008年 5月13日(火)

* 「クジラの彼」(有川浩)    [  読書  ]

 さて、既刊の有川先生の本では未読の最後の1冊となった「クジラの彼」は、自衛官が主役の短編を6話収録したもの。有川先生が、あとがきで書かれているように、

 『いい年した大人が活字でベタ甘ラブロマ好きで何が悪い!』

と開き直って読むたぐいの話ばっかりですな(笑)。

 で、6話のうち、既刊の「自衛隊シリーズ」からのスピンアウトというか、後日談的なものが3話あって、これはつい先日読破したばかりのシリーズなので、とくになじみがあって良かったな。ちなみに、「空の中」からは高巳&光稀さんの結婚後のお話「ファイターパイロットの君」、そして「海の底」からは夏木と冬原コンビのそれぞれの恋愛話「有能な彼女」、「クジラの彼」が入ってて、それぞれのファンとしては嬉しいかも。
 もっとも、「有能な彼女」では望ちゃんの本来の姿(?)が描かれているんで、あの望ちゃんのファンには複雑なところかもしれんけど(笑)。

 あと他の3話も、自衛隊ゆえの苦労をモチーフにした話になってて、興味深いうえに面白おかしく構成されているので読んでても楽しいね。個人的には、その中でも「国防レンアイ」がお気に入りのお話だけど、基本、ニヤニヤできる話だから、その他の2話も悪くないよ。

 しかし、短編集だから、今日は半分だけ読んで、残りは明日まで取っとくつもりだったのに、結局、これも半日で読み切ってしまったか…(^^;)。おかげで、これで手持ちの未読は無くなっちゃった、と。最初に「阪急電車」を読んだのが先月の中旬で、その後、今月になって一気に残りを完読しちゃったわけで、ま、いつも通りの展開ともいえるけど、久しぶりだなぁ、こんなにハマったのは。
 とりあえず、有川先生の次回作が待ち遠しいぞ。

Posted by “Lupin” on 2008/05/14 00:19:04

2008年 5月12日(月)

* 「海の底」(有川浩)    [  読書  ]

 さて、有川先生の「自衛隊三部作」のラストは海自が舞台。といっても、実際に一番出番の多いのは警察の機動隊だし、活躍するのは陸上自衛隊だったりするんだけどね(^^;)。一応、作者の有川先生の最初の構想では『潜水艦で十五少年漂流記』だったそうだけど、出来上がったのはほとんど別なものになっとりますな(笑)。

 で、個人的には「自衛隊三部作」の中でもっとも燃えた! いやぁ、なんつーか、戦闘シーンというか、怪獣との対決部分と、それにまつわる裏のごたごた部分が実に良かったねぇ。とくにね、参事官の「死んでこい」から続く機動隊部隊長の説得シーンと、その後の機動隊があえて壊走するシーン、それから2度出てくる「俺たちはそういう国の役人だ」というセリフなんかも、かなりぐっときましたなぁ。
 あと、背景になっているのが現在の日本で、今回は結構地名なんかも出てきてたので、とくに導入の部分と、最後の掃討シーンなんかはGoogle Mapで舞台となっている近辺の地図を表示させて、いちいち場所を確認したりしながら読んだりしてたのも、面白さを増幅した一因かも(^^)。

 んでもって、今回は登場人物も結構多めで、感情移入の度合いもやや分散傾向だったことと、有川先生的には恋愛要素が薄めだったことも、キャラじゃなくストーリーに熱中した要因になってたのかも。もっとも、それでも艦内での少年たちの成長の度合は、結構面白く読めたけどね。
 あ、あと、ラストのあれはちょっとやられたな、って感じ。まぁ、エピローグの部分でどんどん話が先に進んでいったのである程度の予想はついたんだけど、あの伏線(彼女の「最後」のお願い)には気がついてなかったんだよねぇ。いやぁ、あれは素直に参りましたということで。

 しかし、三部作の最後だし、あわてないでのんびり読もうと思ってたのに、結局、これも半日で読み切ってしまったなぁ(^^;)。おかげで、有川先生の本で未読はあと1冊しか残ってないじゃないか…。

Posted by “Lupin” on 2008/05/13 00:11:50

2008年 5月11日(日)

* 「空の中」(有川浩)    [  読書  ]

 さて、有川先生の「自衛隊三部作」の第2弾は空自が舞台のお話。で、あとがきによるとジブリの「天空の城ラピュタ」を観ていて思いついたお話だそうだけど、それが結局『怪物物と青春物足しっぱなして空自で和えた』お話になっちゃったんだそうで(笑)。

 で、自衛隊三部作の空自編、とはいえ、実際に空自の活躍(?)が描かれているのはそんなに多くはないかな。ま、ファーストコンタクトは空自でないと叶わないわけで、その部分はともかくとして、その後はほとんど空自の出番はないかも。もっとも、この問題を解決するための「原動力」は空自でなければいけないわけだけどね。

 んで、ストーリー的に主人公と呼べるのは2組で、その対比がなかなかおもしろいね。ま、一方は立派な大人の男女で、もう片方は高校生のカップルなのだけど、そのへんの心持ちの違いなんてのも登場人物が並列して描かれているので比較しやすいってのもあるかな。実際にその2組が同一の場所で会うのは、物語のクライマックスになるけどね。
 で、今回は登場する脇役連中も魅力的な人が多いね。とくに、完全に主役を食ってる、否、影の主役の「宮じい」が実にいい味を出してるし。彼の話す朴訥とした高知弁は、聞き慣れないはずなのに、なぜか懐かしいって感じもするし。あと、悪役の真帆ちゃんとか、いかにも融通の利かない宝田一佐とか、佐久間教授とかもいい味出してるよねぇ。
 それから、人とのやり取りで成長していく【白鯨】の変化とか、分離した後のそれぞれの個性の表現とか、元は同じなのに成長過程の違う【白鯨】とフェイクの違いとか、このあたりの表現もいいね。

 基本設定は現代の日本なので、そのあたりをベースにしたストーリー展開もかなりうまいよね。とくに政府の方針の転換がいかにもありそうってのが(笑)。ま、とりあえず、読み始めたらぐいぐいと引き込まれるのは、他の有川作品と同じで、結局、丸一日で一気に読みきってしまったのであった(^^;)。

 さて、次は「自衛隊三部作」のラストとなる海自編でも読むかな。

Posted by “Lupin” on 2008/05/11 21:24:43

2008年 5月 9日(金)

* 「別冊図書館戦争I」(有川浩)    [  読書  ]

 てなわけで、追加で注文してた有川作品が今日の午後に届いたわけだ。で、「さて、何から読むかな」と考えて、読み始めたのがこれ。ま、先週末から本編4冊とスピンアウト作品1作を読み終えたばかりだし、順当な流れかな、と。

 そんでもって、帯にもあとがきにも「ベタ甘」全開仕様であることが書かれているように、まさに全編、ベタ甘・激甘である。一応、本編がラストでいきなり時間がすっ飛んだわけで、そのすっ飛んだ分を埋める、という形の「別冊」だけど、今回は凸凹熱血カップルの恋の進化の過程が中心だからねぇ。
 一応、図書館でのさまざまなトラブルのエピソードは盛り込まれているけど、まぁ、「それはどうでもいいんじゃないの」的な扱いだし(笑)。そして、二人の恋の行く手はもう困難の山盛りというか。まぁ、片方は中学生レベルの恋愛偏差値だし、もう片方もどっちかっていうと扱いに慣れた方じゃないから、そんなにすんなりいくわけでもなく。結局、周囲の後押しを受けつつ、普通のカップルっぽくなっていく様は、読んでて微笑ましいというか、なんというか。ま、たしかに「ベタ甘」仕様だわな(笑)。

 で、この別冊、巻数が付いてるので、この後も「大人の事情で」続編が出るみたいだねぇ。続編では、別のキャラも取り上げるみたいだけど、まぁ、気が向いたら買うかな(って、絶対買うだろうけど(笑))。

Posted by “Lupin” on 2008/05/09 22:22:08

2008年 5月 8日(木)

* 「レインツリーの国」(有川浩)    [  読書  ]

 先日読んだ有川さんの図書館戦争シリーズの第2弾「図書館内乱」の中で、重要なアイテムとして登場する小説「レインツリーの国」、それを著者の有川さんがわざわざ自分で書き起こして出版しちゃったというシロモノ(笑)。しかも、図書館シリーズとは違う出版社から出てたりして(一応「コラボレーション」となってるけどね)。

 で、ストーリーは有川さんにしては珍しく(?)飛び道具なしのバリバリの恋愛もの。しかも、図書館シリーズのような「大甘」な話ではなく、どちらかというと少しホロ苦い感じ、というよりもやや重ためのお話だね。あ、もちろん最終的には甘めの話に落ち着くんだけど。

 結構面白かったのは、主人公の二人、伸くんとひとみちゃんが知り合う経緯が、インターネット上での検索の結果だったり、Webページだったりするうえに、Mailやチャットなどでやり取りするくだりが多くて、そのあたりは、なんというか、よく心情がわかるというか(笑)。しかも、携帯電話のMailじゃなく、PCのMailなので結構長文のやり取りが多いのもいい感じ。これがもし、携帯電話の短いMailのやり取りだったら、かなり印象が変わりそうだし(いわゆる、携帯小説になっちゃうかもな(^^;))。
 あと、チョイ役で顔を出す、「二塁打ナナコちゃん」がいい味出してるねぇ。ヒロインのひとみちゃんとの対比という意味でも程よいスパイス的な味が効いてる感じだったしね。あ、そうそう、それから「ひとみ」ちゃんの名前の由来も、結構ツボにハマったわ(笑)。

 んで、全体的に悪くないと思ったんだけど、ただ一点気になったのは、伸くんのMailかな。いやぁ、生粋の関西人といえど、書き文字にはこんなに関西弁は使わないと思うんだよね(^^;)。しかも、上京して間もなく、っていうならともかく、すでに3年も東京で仕事してたら、こんなことはないと思うだけどなぁ(話し言葉は別として)。
 その部分だけ、軽い違和感を感じたんだけど、ま、これは自分の場合と比べてるだけかも(^^;)。

 あぁ、しかし、これでとりあえず手持ちの有川作品は全部読みきっちゃったなぁ。残りのお取り寄せ品は、まだぜんぜん音沙汰なしだし…。うーむ、困った困った(^^;)。

[追記] とか書いてたら、楽天ブックスから「発送しました」という通知Mailが届いた。ふふふ、明日の夕方には、残りの本が揃うぜヽ(。_゜)ノ

Posted by “Lupin” on 2008/05/08 21:33:16

2008年 5月 6日(火)

* 「図書館革命」(有川浩)    [  読書  ]

 ってことで、「図書館」シリーズの最終巻を、たった今、読み終わったところですよ。いやぁ、もうね朝から読みたいのをぐっと我慢してだね、だいたいこの時間に読み終わるだろうというタイミングで読み始めて、メシとフロ以外は没頭して読みましたから、はい(笑)。って、読むの我慢するって、どんだけMなんだかって話だけど…。

 ま、読み方はさておき、さすがに最終巻、いやぁ、燃えた。そして、ついでに萌えた(をぃ)。もうね、出だしからかなり派手ですよ、今巻は。ま、もっとも、それはあくまでもプロローグであって、本編はさらに熱かったわけだけどね。とりあえず、今巻はこれまでと違って、ストーリーは1本、それを頭からケツまでどーんと据えておいて、その展開を段取り良く進めるって感じでしたな。

 ストーリー的に、手塚兄がもうちょっと奇手を出してくるかと思ったんだけど、意外とおとなしかったなぁ、と。まぁ、もともとは手段が違うだけで、目指す高みは同じだった人だから、そういう意味ではあれはありなんだろうけどね。もっとも、別方面からのちょっかいが入って、それもなかなか奇手ではあったけどね。
 ま、あとは郁と堂上の凸凹コンビの恋の行方は、まぁ、なんというか、そこまでいってても、まだ自信がもてんのか、って感じの郁さんの大ボケぶりが萌えポイントではあったけど、ま、落ち着くとこに落ち着いたかな、と。そういう意味では、柴崎と手塚の方も、ある意味、予想通りの展開だったともいえそうだけど(笑)。
 いやしかし、エピローグでそこまで飛ばすか、って感じもあったけど、でも、あれはあれで「別冊を出すいい手立て」かもな、とか(笑)。

 ストーリー展開的には、細かなところで意表を突かれた部分も多くて、そういう意味でも展開が読めずに面白かった部分もあったかな。ちなみに、もっとも意表を突かれたのは、エピローグの「堂上教官」だけど(笑)。

 ということで、無事に「図書館」シリーズ全4巻読了と相成ったわけだけど、たしか第1弾の「図書館戦争」を読み始めたのが2日の夜からだから、このゴールデンウィークの後半は「図書館」シリーズだけでつぶれちゃったわけかぁ、むー(^^;)。
 ま、もっとも毎週ゴールデンウィークなんで、別にいいんだけどね(をぃ)。

 さて、次は「レインツリーの国」でも、のんびりと読むかな。なんせ、その次は「お取り寄せ」待ちなんで、しばらく来なさそうだから(^^;)。

Posted by “Lupin” on 2008/05/06 23:21:13

2008年 5月 5日(月)

* 「図書館危機」(有川浩)    [  読書  ]

 んで有川浩の「図書館」シリーズの第3弾。えっと、第2弾の「図書館内乱」を読み終わってレビューを書いて登録したのが今日の16時前で、それから読み始めて、今さっき読み終わっちゃいました、てへっ(をぃ)。

 んで、第3弾も4つの大きなエピソードを通して、「行政戦隊図書レンジャー」の戦いが描かれているわけだけど、昇任試験や良化委員会との戦闘などのハード面での舞台も用意されているし、さらに主人公の笠原郁の成長度合いや心境の変化、棚に上げて放っておかれた家族との確執、柴崎と手塚の関係、などなど、内面の展開も描かれていて、読み始めたら止まらない状況に陥るわけで(^^;)。

 で、今巻はとくに郁の変貌ぶりが見事ですな。王子様卒業から始まって、昇任試験での見事な実技、そして茨城出張での攻守における見事な活躍ぶり。さらに堂上教官との関係も、一気にキターって感じだし。とりあえず、この二人の微笑ましいやり取りが、実に心地よいというかなんというか。やられっぱなしですわ(笑)。

 ってなわけで、このシリーズも残すところあと一つ「図書館革命」だけになってしまいましたよ(^^;)。で、もう今すぐにでも読みたい気持ち満々なんだけど、なんだか慌てて読み切っちゃうのも惜しい気がしてて、とりあえず今日はもう読まない。っていうか、今から読み始めたら、絶対に寝る時間を削っちゃいそうだし…
 とりあえず、かわりにまた「阪急電車」でも読んどくか(笑)。

Posted by “Lupin” on 2008/05/05 23:24:02

* 「図書館内乱」(有川浩)    [  読書  ]

 ってなわけで、有川浩の「図書館」シリーズの第2弾。えぇ、宣言通り、第1弾の「図書館戦争」を読み終わった翌日に、第4弾までの3冊をまとめ買いしてきたんですよ(笑)。

 んでもって、相変わらず軽妙なテンポで話が展開されるわけだけど、今巻では章ごとに一つずつエピソードが挿入されて、そして最終章でそれらがすべて繋がるというなかなかうまいストーリー建てになってるのよね(実際には、第1章の内容だけは、その他の章と直接関係しないんだけど、それでも小道具は活かされているし)。

 で、今巻でも主役は笠原郁と堂上篤の凸凹師弟コンビではあるんだけど、それでも各章では小牧、柴崎、手塚が中心に据えられて、話が展開していくのが面白いね。おかげで、それぞれの登場人物の家族関係だったりパーソナリティがわかるような構成になってて、読み進むだけでキャラに対する情報が揃ってくるのもうまいなぁ、と。なので、読み進めていくにしたがって、感情移入できるキャラが増えていくわけだし。
 実際、手塚なんて、どっちかっていうと登場当初は郁に嫌われるチョイ役でしょ、とか思ってたんだけど、なかなかそうでもなくて、結構重要な位置に出てきてるし。で、あんまり好みのキャラじゃなかったんだけど、なんかだんだんと興味わいてきたりもして、結構いけるじゃん、こいつ、みたいな(笑)。

 ってなわけで、またしても最後におっきな爆弾(笑)投げて終わってるんで、次の展開も楽しみなわけで。サクサクと、第3弾「図書館危機」も読み進めるのでした(^^)。

Posted by “Lupin” on 2008/05/05 15:47:25

2008年 5月 3日(土)

* 「図書館戦争」(有川浩)    [  読書  ]

 さて、先日からハマっている有川浩の「図書館」シリーズ4部作の第1弾。ハードカバーで340ページあるんだけど、昨夜から読み始めて、丸1日で一気読みしちゃったわけで(^^;)。いや、まぁ、ほら、有川作品ってかなり読みやすいしね。

 内容は、公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として『メディア良化法』が成立・施行された現代、その超法規的検閲に対抗する唯一の根拠法である『図書館法』を持つ全国の公共図書館の独自の警備隊に配属された新人隊員を主人公に、図書館の自由を守る戦いを描いた作品、ってなところかな。作者の弁を借りると「月9連ドラ風行政戦隊図書レンジャー」ってところらしいけど(笑)。
 で、図書館を舞台に、その図書館を守る防衛隊員として配属された新人隊員が、訓練や日常の業務において周囲の友人や同僚、上司などとの交流によって成長していく様が描かれているわけだけど、ま、想像通り、一筋縄でいかないような人物が目白押しなわけで。ドタバタと問題の起こるストーリー展開も楽しいけど、やはり性格のわかりやすい登場人物たちの行動に、どんどん感情移入できるところがいいねぇ。

 まぁ、主人公が図書隊員を目指す契機となった事件に登場する「王子様」が誰か、というのは、わりと早い段階で察しが付くわけだけど(笑)、そのあたりの話もきちんと最後に謎解き(?)されて明らかにされる(もちろん想像通りの人物なわけだけど)ので安心。
 全体的に軽妙でテンポもいいので、読み始めるとぐいぐいと引き込まれちゃって、やめられなくなる面白さがあるねぇ。有川作品ってのは。

 そういえばこの作品、フジテレビ系でこの春からアニメ化されてるそうだし、コミック版も(2作品も)出てメディアミックスで展開されているようだね。ま、今のところアニメもコミックもあんまり興味はないんだけど、とりあえず明日、近所の書店に走って、第2弾「図書館内乱」、第3弾「図書館危機」、第4弾「図書館革命」をまとめて買ってこようと思ってるところ(^^)。

Posted by “Lupin” on 2008/05/03 22:58:03

2008年 5月 2日(金)

* 「塩の街」(有川浩)    [  読書  ]

 先日、「阪急電車」を読んで、気に入った有川浩のデビュー作。「自衛隊三部作」の「陸」編だそうで、表題の長編作品に後日談4話を加えた構成。ただし、本編は文庫版から大幅に加筆修正されているのだとか。

 んで、カテゴリ的には「SF」に入るんだろうけど、実際には無愛想で無骨な陸自パイロットと訳あり女子高生の淡いラブ・ストーリーって感じかな。いや、実は「自衛隊三部作」ってことで、あんまり期待してなかった部分もあったんだけど(^^;)、いやぁ、いいじゃないですか、まったく。

 SF的な部分は物語の背景として利用されてて、それなりに重要なファクターではあるんだけど、それでもあくまでも話は真奈と秋庭のやり取りが中心に描かれてるわけだ。とくに、真奈の感情はわかりやすく描画されているのに比べ、秋庭のそれはわかりにくいので(もちろんそれがそれぞれのパーソナリティでもある)、それがどう融合し、すれ違っていくのかってのがストーリーの中心だね。
 その他の登場人物もさほど多くないけど、それぞれよく練り込まれてて、実にわかりやすく、分厚い割には結構すらすらと読めるね。それでいて、きちんといろんなところで伏線も張られてたりして、うまい構成になってるし。あと後日談も良くて、本編だけでは物足りなかった二人の関係が、見事に結実しているものなぁ。

 ってなわけで、これはもう他の作品も読んでみないとねぇ、と、近所の書店に行ったら有川浩の専用コーナーまでできてたりしてましたよ(「図書館戦争」がアニメ化されたからかな?)。ま、欲しい本が手に入りやすいのはありがたいところだけど。

 で、手元には「図書館戦争」と「レインツリーの国」があったりするんで、これをのんびりと読みつつ、残りを楽天ブックスあたりで注文しとくかな(笑)。

Posted by “Lupin” on 2008/05/02 18:39:49

2008年 4月27日(日)

* 「阪急電車」(有川浩)    [  読書  ]

 昔から繁華街に出るには「阪急電車」を利用してて、今でもやっぱり一番利用する鉄道は「阪急電車」だったりするので、「阪急電車」には非常になじみがあるわけで、この本は出た当初から気にはなってたんだよね。そんなわけで、少し前に買ってあったんだけど、今回の旅行の移動中に読んでみたと。

 ストーリーは、阪急電車のローカル線・今津線が舞台。わずか8駅のローカル線だけど、それぞれの駅間で登場人物を変えてエピソードを入れ、それが微妙に重なるように展開されるんだけど、それぞれのエピソードは短めで軽めなので、結構気軽に読めるのがいいね。
 登場人物は若い男女から、老齢の女性とその孫などバラエティーに富んでいるんだけど、それぞれ身近にありそうな、「でもないよ、そんなの」的なストーリーが展開されるわけ。で、基本的には、ニヤニヤできるたぐいのストーリーが満載って感じで、ほのぼのと心温まる感じかな(笑)。
 また往路で語られたエピソードの登場人物たちによる続編的なエピソードが、その半年後という設定で復路で紡がれていて、それもまた、なかなかおもしろい展開になってるね。

 残念ながらこの本の舞台となっている今津線には乗ったことがないんだけど、文中での描写を見ると実にいい感じの路線のようだね。なんというか、阪神でも、京阪でも、南海でもなく、やっぱり阪急のローカル沿線って雰囲気って感じで。あ、もちろん、馴染みの贔屓目がバリバリ入ってるけどね(笑)。

 で、一度、読破した後、すでに何度か途中のエピソードだけ拾い読みしたりしてて、実は結構お気に入り(^^)。この人の作品はこれが初めてだったんだけど、これがかなり良かったので別の作品も買ってみようかな。

Posted by “Lupin” on 2008/04/27 23:44:23

2007年 8月17日(金)

* 久しぶりにwktkした    [  インターネット | 読書  ]

 ってことで、久しぶりに2chで恋愛モノ。えー、元がVIPなんで、その点、注意されたし。でも、えぇ話やよ(^^)。

 まぁ、これからがいろいろ大変だろうけど、頑張ってほしいね、二人には。しかし、若いっていいねぇ(笑)。

Posted by “Lupin” on 2007/08/18 00:29:14

2007年 3月 6日(火)

* 漫画版「痴漢男」    [  読書  ]

 一昨年の春に公式サイトハマって、先日はGyaOで映画版まで見てしまった「痴漢男」だけど、今度は漫画化されたのにハマってみたり(笑)。
 といっても、どこかの商業誌に連載されたものではなくて、オンラインで公開されているヤツね。サイトはこちら→『痴漢男

 この漫画版の作者は、2chのVIP板でのやり取りをリアルタイムで見ていた人だそうで、ストーリーはオリジナルのまま。最初は、絵柄とかあんまりきれいじゃないし、雑な描き込み具合だったんで、あんまり気を入れて見てなかったんだけど、そのうちだんだんハマっちゃって、結局一気に読んでしまいましたよ。
 さすがにリアルタイムに参加してただけあって、スレでのやり取りとかをうまく使ってあるし、書き込みにない部分もかなりいい感じで描き込まれてて、雰囲気が出てるねぇ。オリジナルを忠実に追っているので、ちょっと長いんだけど、それでも無理に端折ってない分、複雑な流れもよくわかるしね。
 それに、それぞれのキャラがいい感じでね。痴漢男の気持の描写とかがうまいし。まぁ、女性陣の見分けがイマイチ付きにくいってのはあるとしても、それでもメインキャストの3人(カンチ、関西、ロリ)はいい雰囲気なんじゃないかなぁ。

 全編読むのにちょっと時間がかかるけど、ストーリーが忠実な分読み応えがあったし、遊びの部分もいろいろあって面白かったねぇ。ちなみに、読後に、全ページ、ローカルに保存しちゃったりしたのは言うまでもなく(笑)。

Posted by “Lupin” on 2007/03/06 20:47:23

2006年12月22日(金)

* ちょっと不吉な感じも    [  読書  ]

最終作は「ハリー・ポッターと死の聖人」 作者が発表 from asahi.com - 文化芸能

 いよいよ次巻が最終巻となる予定の『ハリー・ポッター』シリーズだけど、その最終巻のタイトルが決まったんだそうだ。原題は“Harry Potter and the Deathly Hallows”だそうで、直訳すると「ハリー・ポッターと死の聖人」となるそうだ(邦題は未発表)。
 この最終巻は現在も執筆の段階で、いまのところ出版の時期は未定なんだけど、2007年中に出るかどうか、というところみたいだね。そうすると、日本語版は2009年ってことになるのかなぁ。

 ちょっと不吉な感じのするタイトルだけど、それだけに内容が気になるところ。ま、いずれにせよ、出版されるのが待ち遠しいやね(ずいぶん先の話だけどな(^^;))。

Posted by “Lupin” on 2006/12/23 00:18:42

2006年12月 3日(日)

* いろいろ完結    [  物欲 | 読書  ]

 さて、昨日はライブに出かけたついでに、カレンダーを探して河原町三条の紀伊国屋書店へ。今年はすっかり出遅れてしまったからか、例年愛用しているシーガルのビニールポケットカレンダーが、ここ数年買ってたジュンク堂をはじめ、どの書店でも入手できてなかったのよね。で、最後の砦(?)として紀伊国屋に行ってみたんだけど、いや、さすが紀伊国屋、ちゃんとありましたよ! しかも、まだ数本残ってた(笑)。
 あなうれしや、これでようやく安心して年を越せるというものよ(^^)。

 で、ついでに2冊、本を購入。

  • 新ロードス島戦記 [6] 終末の邪教(下) / 水野良 (ノベル)
  • ONE PIECE [44] / 尾田栄一郎 (コミック)
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Posted by “Lupin” on 2006/12/03 10:08:06