2012年 2月 4日(土)
「ウソから始まる恋と仕事の成功術」
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映画 ]
映画会社の平凡な脚本家でイマイチ冴えない男マーク。彼はある日、デート相手の美女アンナにキッパリと交際を断られてしまう。さらには仕事をクビになったうえ、家賃も払えなくなり、崖っぷちのマーク。だがある時、ふとした閃きからウソをつくことを覚え、彼の喧伝する数々のウソが周囲に様々な影響を与えていく。こうして、ウソの活用で全てが好転していったマークは、今度こそアンナを振り向かせようと奮闘するが…。
2009年公開のコメディ映画で、原題は“The Invention of Lying”。日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなった作品で、PG-12指定されている。なお、原題の“invention”は「発明」とか「創造」という意味なので、タイトルは「嘘の創造」というところかな。
嘘が存在せず、誰もが本音しか話さない世界で、たった一人だけ嘘を吐くことができるようになった男が巻き起こす騒動を描いた作品。ウソが話せるようになった冴えない男マークを演じるのはリッキー・ジャーヴェイス。どこかで観たことあるなと思ったら、「ナイト ミュージアム」シリーズで博物館の館長役をやってた人だ。一方、ヒロインとなるアンナを演じるのはジェニファー・ガーナー。でも、この人、そんなに美人だったり器量よしって感じじゃないんだよなぁ(^^;)。
さて、嘘が存在せず、本音を隠さず話すので、嫌いなものは嫌い、気に食わないことは気に食わないと表現もストレート。そんなわけで、冒頭のマークとアンナのデートシーンなんかはとても新鮮で笑える。あと、そもそも「嘘」という概念がないので、マークが嘘を吐けることができるようになった、と友達に打ち明けようとするんだけども、それがうまく伝わらないシーンなんかも面白いね。
また、史実は文章として残っているもののみが有効で、映画は単に史実を話しやすいように書き換えてそれを朗読するだけという世界。でも、それでウケるっていうのがまた不思議(笑)。
ストーリーは前半は結構面白いんだけども、後半、マークが神の言葉を騙り出すあたりからちょっと話がずれてくる感じがして、さらにそこにマークとアンナの恋愛話を絡めてくるので話がうまく収拾つかなくなる印象。まぁ、最後はそれなりの結果にはなるし、設定自体は悪くなかったと思うので、個人的評価は10点満点で7点ということで。
「天然コケッコー」
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映画 ]
山間の分校。小学校と中学校は同じ校舎の中にあり、全校生徒はたったの6人!右田そよは唯一の中学二年生。初夏のある日、東京から転校生・大沢広海がやってきた。期待に胸を膨らませるそよは仲良くなろうとするのだが、ついつい冷たい態度をとってしまう。海水浴、神社の境内で初めてのキス…、そして春が来て、みんな1学年進級した。楽しみにしていた修学旅行は東京。広海が育った街を始めて見ることが出来て喜ぶそよだった…。
2007年公開の青春ストーリー。くらもちふさこの同名漫画を原作とした作品。
素朴な山村に暮らす少女たちの前に、東京から垢ぬけた転校生がやってきたことでおこる、ちょっとした日常の変化を、優しいテンポで描いた青春もの。主人公のそよを夏帆が演じているんだけども、思春期の田舎の少女を好演してる。方言を使った話し言葉も違和感がないのがすごい。一方、転校生・広海を演じているのは岡田将生で、こちらはいかにも都会っ子的な中学生を演じている。
素朴な田舎の風景が美しい作品で、自然の風景を使って上手く時間経過を見せるようにしてあるのも上手いね。ストーリー展開は非常にのんびりしていて好感が持てるけども、こういうテンポが合わない人には退屈に写るかもね。
あと、中学生の少女の淡い恋が中心に描かれているけども、イマドキにしては実に淡白に感じるかも。「キス」じゃなくて「チュウ」というのも、なんとも時代錯誤的な感覚だけども、作品全体の雰囲気にはすごくマッチしていていい感じ。
ノスタルジックな味わいのある青春もので、なんだかゆっくりと癒される感じがする良作。キレイな田舎の景色をを観るだけでも価値あるかも(笑)。そんなわけで、個人的評価は10点満点で8点ということで。
2012年 2月 3日(金)
今年の恵方は北北西
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日記 ]
気がつけば今年もすでに1か月が過ぎて2月になっちゃいましたねぇ。で、2月になったとたんに大陸から強烈な寒気が南下してきて、列島全部が寒さで凍える状況に。なんせ、今朝の最低気温は沖縄以外はすべて氷点下を記録したそうだし、北海道の枝幸町では氷点下32.6度を記録したとか…。
皇居のお堀も氷結したらしいし、京都でも最低気温は-3.5度まで下がっていて、散歩で通る神泉苑の池も全面凍結してたからなぁ。

んで、その神泉苑には歳徳神が祀られているんだけども、このお社がなかなか興味深い。

↑の写真の左が今年撮ったもので、右は昨年の写真。すこし見にくいかもしれないけども、写真右に写ってるお社の向きが昨年と今年で変わってるんだよね。この歳徳神、日本ではここにしかない「恵方社」で、毎年、恵方に向いてお詣りができるようにお社の向きが変えられるんだそうだ。へぇ。
そして、今日は節分。誰がいつごろから始めたか知らんけども、節分には太巻きを食うのが良いとされているそうで、コンビニやらスーパーでも今日だけはあちこちに恵方巻きが並んでるわけですな。ま、流行に乗るわけでもないけども、たまにはそういうのにノセられるのも悪くないだろうと、今日の昼メシは近所のスーパーで買ってきた太巻きを(^^)。

そんなわけで、今年の恵方である北北西を向いて、黙々と太巻きを食ったのでありました(^^)。ちなみに中央上の白いのは豆大福。節分には歳の数だけ豆を食うのがいいとされてるけども、わざわざ豆だけ食うのもなんなのでこれで代用ってことで、3時のおやつになる予定(笑)。
「スリー・キングス」
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映画 ]
1999年公開の戦争アクション映画で、原題も“Three Kings”。日本での劇場公開は2000年。
湾岸戦争終了直後のイラクを舞台に、クウェートから奪われた金魂のありかを示した地図を入手したアメリカ兵たちが、こっそりそれを横取りしようとして巻き込まれる騒動を描いた作品。前半は比較的ノリだけで勝負するコメディ仕立ての展開なんだけど、金塊を見つけたあたりから話がややこしくなり、湾岸戦争の是非を問うような社会派的な一面も見せ、クライマックスでは完全に人間ドラマとしてのストーリーとなってるね。
主人公となるアメリカ特殊部隊のゲイツをジョージ・クルーニーが演じている。また、彼と同行するトロイ役のマーク・ウォルバーグは「インヴィンシブル 栄光へのタッチダウン」で主人公を演じてた人で、チーフ役はアイス・キューブ、コンラッド役をスパイク・ジョーンズがそれぞれ演じてる。また、途中で彼らと合流する現地人アミール役を演じているクリフ・カーティスだけど、どっかで見たことあると思ったら「ダイハード4.0」でFBI捜査官をやってた人だった。
で、あらすじからして軽いノリのコメディ作品だと思って観てたんだけど、中盤過ぎからどんどん趣が変わっていってちょっと面喰ったかな(^^;)。まぁ、それでもそこそこ楽しめはしたので、個人的評価は10点満点で7点ということで。
「恋するトマト」
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映画 ]
両親と3人で暮らす、45歳の野田正男。農家の長男ゆえに嫁をもらえず、今度こそはと思った景子との縁談も破談になってしまった。その後フィリピンパブで働くリバティと付き合い、結婚式を挙げるためにフィリピンへ向かうも、待っていたのは結婚詐欺という辛い現実。失意に沈んだ正男は、数年後、フィリピンでやくざまがいの仕事に就いていた。そんな彼は、ある日、仕事で故郷の風景に似たラグーナの村を訪れる・・・。
2005年公開のヒューマン・ドラマ。主演の大地康雄が企画・脚本・製作総指揮なども務めた作品。
日本の農家の嫁不足や後継者問題に加えて、フィリピンでのジャパゆきさんや売春問題、さらに農家の問題などにも突っ込んだ作品。ストーリーの前半は霞ヶ浦の農家を舞台に、農家の嫁問題がややコメディ調に描かれていて、中盤以降は舞台がフィリピンに移り、一転して現地での裏社会での話に入り、そこから農家の話へと転換していく。
とりあえず主役の大地康雄のハマりっぷりが見事で、農作業の手つきなんかはもしかして農家の出身とか思うくらい板についている(実際にはそういう経験はないらしいけど)。あと、前半の日本を舞台にしたシーンでは、富田靖子や藤岡弘、村田雄浩、あき竹城、ルビー・モレノなど名の売れた役者さんの顔ぶれが揃っている。しかし、ルビー・モレノって出てくるだけで「うさんくさいフィリピン娘」って役柄が想像できるのがすごい(笑)。
一方、フィリピン編では清水紘治や石井光三という癖のある役者さんが怪しげな人物を好演、さらに農家の娘・クリスティナ役のアリス・ディクソンもかわいらしくて良かったかも。
で、ストーリーは中盤のフィリピンに渡るところあたりまでは結構ステレオタイプ的な展開だったけども、それ以降の展開はなかなか斬新な感じ。というか全編で農業に係わる話だと思っていたので、中盤の「裏稼業」にはびっくりして、この後どう展開するんだろうとどきどきしてみたり(笑)。もっとも、あの「1年後」の姿はやや説明不足の感が否めなかったけども(のちに明かされるけども、それでも詳細な描画はない)。
とりあえず、大地康雄の熱演が見ごたえあった良作品ということで、個人評価は10点満点で7点ということに。
ところでこの作品「クマインカナバー」というサブタイトルがついていて、映画のタイトルロールにはこの名前だけしか表示されないし、スタッフロールの制作も「クマインカナバー製作委員会」の名前があるんだけども、いつ邦題が「恋するトマト」に変わったんだろうなぁ。ちなみに、この「クマインカナバー」というのは、タガログ語で「ごはんは食べましたか?」という意味だそうだ。
2012年 2月 2日(木)
「ドン・サバティーニ」
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映画 ]
クラーク・ケロッグ(マシュー・ブロデリック)はニューヨーク大学映画学科に入学するため田舎から出てきた純情な青年。しかしそこは生き馬の目を抜く街、N・Y。駅を降りた途端に近づいてきた男ビクター・レイ(ブルーノ・カービー)に欺され、荷物と全財産を奪われる。教科書代も払えず途方に暮れている所、偶然再びビクターを発見、問い詰めるが相手にされず、かわりにと言って紹介されたアルバイト先がビクターの叔父でマフィアのドンのカーマイン・サバティーニ(マーロン・ブランド)の所。
1990年公開のコメディ映画で、原題は“The Freshman”。
田舎から大学進学のために出てきた青年が、ひょんなことからマフィアのドンに気に入られることから起こる騒動を軽妙に描いた作品。マフィアのドン・サバティーニを演じるのは、「ゴッドファーザー」でドン・コルレオーネを演じたマーロン・ブランドで、見た目から雰囲気まですべてセルフパロディとして演じてるんだよね。一方、そのドンに気に入られる大学生クラークを演じるのは、マシュー・ブロデリック。この人は「恋におぼれて」で、メグ・ライアンの相手役を務めていた人。それから、ドンの娘・ティナを演じるのは、「アザー・ピープルズ・マネー」でダニー・デヴィートの相手役を演じてたペネロープ・アン・ミラー。
ストーリーはいろいろと突っ込みどころ満載なんだけども(後述)、とりあえずマーロン・ブランドのドンぶりが完璧に「ゴッドファーザー」していて、あの映画を観たことある人にはいろいろと楽しいのは間違いなし。それと、クラークの専攻が映画学科ということもあって、授業のシーンで映画が流されるんだけど、その題材になってるのが「ゴッドファーザー PARTII」。なもんで、いきなり画面にアル・パチーノの姿が出てきて「えっ? マーロン・ブランドだけじゃなくて、この人も出てるの?」と思ったら劇中映画だったという、、、やられたわ(笑)。
それから、この作品のマシュー・ブロデリックの演技やら容貌が、マイケル・J・フォックスそっくりでびっくり。「恋におぼれて」のときにはぜんぜん似てるとは思わなかったんだけど、この作品ではホントにそっくりで、彼がこの役をやっててもこういう出来上がりになってただろうなという感じでしたわ。
ストーリーはテンポもよく、くすっと笑える場面も多いので、のんびりと楽しむにはいい作品かな。ただ、ストーリー設定がスッキリしないのが残念な感じ。そんなわけで、個人評価は10点満点で7点ってことで。
「タイタンの戦い」
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映画 ]
2010年公開のファンタジー・アクション映画で、原題は“Clash of the Titans”。1981年に製作された同名映画のリメイク作品。
古代ギリシャ時代を舞台に、神々と人間との戦いを描いた作品。ストーリー的には「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」で、視覚的には「300 <スリーハンドレッド>」という感じの作品。
主役のデミゴッド・ペルセウスを演じるのはサム・ワーシントンで、この人は「アバター」でも主人公を演じてたそうだね。また、ヒロインのイオを演じるのはジェマ・アータートンで、この人は「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」でもヒロインのタミーナ王女を演じてた人。また、全能の神ゼウスを演じるのは「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」でハンニバル役を演じたリーアム・ニーソンで、冥府の王ハデスを演じたレイフ・ファインズは「ハリー・ポッター」シリーズでヴォルデモート卿を演じてた人だから、こういう悪役が身に付いてしまったのだろうか(笑)。
で、↑にも書いたようにストーリー展開は「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」と似たような展開だけど画は重厚。当初はデミゴッドが人間にも神々にも不信感を持たれていることもあって、弱々しい印象だけど、クラーケン討伐のためにあちこちを旅していく間に実に見事に成長していく感じでいいよね。ただ、ちょっとゼウスが関与しすぎって感じがしないでもないけども(笑)。
あと、途中のメデューサとの戦いが迫力があった分、ラストのクラーケンとの戦いが意外とあっさりだった感じもしたかな。でも、まぁ、あれと普通に戦って勝てるわけないから、あぁいう展開は仕方ないか(^^;)。
序盤のストーリ展開がやや冗長だった感もあるけども、中盤以降はテンポも良かったし、戦いのシーンなど迫力あるシーンも多かったので十分楽しめたね。そんなわけで、個人評価は10点満点で7点ということにしときます。
ちなみに、続編となる「タイタンの逆襲」も制作されていて、日米で今春に公開予定だとか。んー、ただ劇場で観るかどうかは微妙なところかな(笑)。

